頭でっかちの知識は何の役にも立たない | 家庭料理を次世代へ伝える 冨士田かおり

家庭料理を次世代へ伝える 冨士田かおり

料理を教えるプロが、『食』のあれこれを伝えます!人は死ぬまでに87,600回の食事をします。
あなたの一食を大切にしてますか?
『出し巻き卵巡業』であなたの街にも伺います。一度食べると癖になる! 心も体も癒される。ご依頼お待ちしています。

昨日 私の友人エリちゃんが
イタリア、カラブリアの
食文化や気候、歴史など
たくさん伝えてくれました

南イタリアは食文化が豊かで
良い伝統がたくさん残っているな〜

料理も数品

私がアシスタントとして
老体に鞭打って奮闘(笑
みなさんに試食してもらった

エリちゃんはカラブリアを愛し
その大好きなカラブリアを
みんなに知ってほしいという思いがあふれていた

聞いたこともない食材や
その秘話、作り方 使い方
エピソードに至るまで
引き出しはいっぱいあると感じた
エリちゃんには
心から大拍手を!!

これは
クリスマスの伝統菓子
12月25日だけに食べるんだって!

{E6DE1AA0-68EC-426E-BEE7-651CA2D224E8}


私はその思いを感じ
まだまだ伝統を守って
伝えていく人がいることが
羨ましくおもった

昨日のイベントの裏方として
料理の準備と
山盛りの洗い物をしながら
いろいろなことを考えたw

私が愛する日本にも
当然
世界に誇る食文化がある

お菓子だって
芸術のような和菓子から
毎日のおやつにたべている
おまんじゅうや、お団子まで
美味しいものが数え切れない

なのに和菓子の基本
小豆を炊いて餡を作れる人が
どれだけいるんだろう

ぜんざいを作る人は?
レトルトの物を買う?
そのどちらも全くむつかしくない

ただ豆を炊くだけやん

和菓子はそんなに複雑でもないし
時間もかからないし

材料もシンプル

もっと普段のおやつに
家で和菓子を作れるように
なればいいな

世界中の珍しいお菓子を知って
食べたことより
自国の食文化の
餡を炊けることの方が
百万倍大事だ!!

私の考えの基本はいつも同じ
頭でっかちな知識なんて
なんの役にも自慢にもならない

それなら 簡単なことでも
自分の2本の手で
10の指で作ること

いつもいつも書いてるけど
食卓の思い出は
何年も何年も経ってから
心の中に

温かい思い出として
残っていると気がつく

私が小さい頃
母はよくぜんざいを炊いてくれた
その頃は

小豆が苦手で
ぜんざいの上澄みの汁とお餅だけを
食べるのが好きだった

繰り返すけど

今す効く薬でなく
食卓の思い出は長い心のどこかに
しまわれていて
忘れた頃に
人生の岐路に

愛されていた証として

記憶が蘇る

そんなシーンが
たくさんありますように

この冬は日本中の家庭で
ぜんざいを炊いていようキャンペーン
をしよう!!(^^) 

和菓子バンザイ🙌

{BBF5C21D-7AB4-4C2E-9B04-C060B8914301}

全然関係ないけど
いまは、クラブW杯のことで
頭がいっぱい(笑)
日曜の試合がドキドキする

{E0C8426C-4927-4694-ABC6-640FFF743D44}