今月は新野菜でポテトサラダを作るので、ついでにマヨネーズも手作りします。（1カップずつお持ち帰り）
子どもの頃家庭科でやった人もいるせいか、おうちで簡単簡単と作り始めてから失敗して愕然！なんて残念なお話もたまに聞きます。
多分2つの事を守ればうまく行くはず。
ひとつは全ての材料と道具を同じ温度にしておくこと。卵は冷蔵庫から冷え冷えを、サラダ油は暖房の効いたキッチンで温まったものを、では分離して当然です。出来れば使うボウルやホイッパーも同じ温度に揃えます。私は夏場なら全部冷蔵庫へ。それ以外の季節は室内にひとまとめにしておきます。
もうひとつは、オイルを入れ始める時、ほんの少し入れてはよく混ぜ、決して焦らない事です。 そして固すぎたときの用心に酢は半量残しておき、後半で調整します。
これらの条件を満たせばまず大丈夫。あ、そうそう、保存食ではありますが、だからこそ卵黄はじめ材料はぜひフレッシュなものを。
ちなみに今月のサラダのネーミング、マセドワーヌは写真のような1センチほどのさいの目に切る事、または切ったものを意味します。野菜の他、フルーツをサイコロ状にカットしたマセドニアサラダもありますね。
色とりどりの食材が華やかに見せてくれるこのカット法、昔マセドニア（マチェドニア）王国が少数多民族から成り立っていた事が語源という説あり。料理名の由来を知るとなかなか面白いものです。