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cookieの雑記帳

興味を持ったことなどを徒然なるままに書き留めていきます。半分は備忘録。音楽(classicからpopsまでなんでも)、美術(絵画、漫画、現代美術なんでも)、文学(主に近現代)、映画(洋画も邦画も)、旅や地理・歴史(戦国以外)も好き。「趣味趣味な人生」がモットーです。

日本のポップス史に大きな足跡を残した大瀧詠一さん。7月28日が70回目の誕生日でした。
伝説のユニット「はっぴいえんど」を経てソロとしてデビュー。やがてナイアガラレーベルを立ち上げて、数々の名盤・迷盤を世に送り出しました。

ナイアガラレーベル第一弾は、ソロではなくSUGAR BABE。『SONGS』はSUGAR BABE唯一のアルバムですが、山下達郎さんや吉田美奈子さんの原点として、高く評価されています。

第二弾『Niagara Moon』は自分名義のアルバム。私はこのアルバムから大滝さんに入門しましたので、思い入れは強いです。
ノルマに追われながらのアルバム制作は数々の珍盤を生み出しましたが、極め付けはコロンビア時代最後の『LET’S ONDO AGAIN』。当時の売り上げ数百枚という状況だったとのこと。この時大滝さん、まだ30歳なんですね。

 

充電期間をおいて、2年半後の1981年3月、コロンビアからCBSソニーに移籍し放った第一弾が『A LONG VACATION』。大滝さんの実力を一気に知らしめた、永遠の名盤の誕生となりました。
三十路の大滝さんの快進撃は凄まじいもので、佐野元春さん、杉真理さんと『Niagara Triangle vol.2』を作ったり、松田聖子さんのアルバム『風立ちぬ』のA面全曲を作曲、その他多くのアーティストに曲を提供するなど、その後の沈黙など想像できないほどの活躍でした。

さて、ニューアルバムは?と期待を一身に集めたものの、なかなかリリースされず、発売予定も延期され、待ちに待った1984年3月に『EACH TIME』がリリースされました。まさかこのアルバムが生前最後のアルバムになるなんて、誰も思わなかったですよね。『A LONG VACATION』より少し重い感じのあるこのアルバムは、このあとなかなか決定盤にたどり着かず、あれこれ手直ししながら再販を繰り返しましたが、結局亡くなったあとにリリースされた、本人が関わった最後の盤が決定盤となりました(たぶん)。

『EACH TIME』以降もある程度はコンスタントにアルバムが出るものだと思っていましたが、生前に出たのはシングル『幸せな結末』と『恋する二人』の2枚だけ。
過去のアルバムの20年記念、30年記念盤は出ましたけど(^_^;)


そのあと、ナイアガラ第1期の集大成として『NIAGARA CD BOOK I』をリリース。これは既発の同名のボックスと『NIAGARA BLACK BOOK』を合わせてオリジナル盤に戻したもので、生前にリリースされました。
そして2013年12月に突然の訃報が飛び込んできました。まさか65歳という若さで亡くなるなんて。
亡くなられた後も、様々な形で音源のリリースは続いています。
まずは『NIAGARA CD BOOK II』で、第2期ナイアガラの音源が纏められました。
それとは別に、初のベスト盤として『Best Always』が。これから大滝さんの曲を聴こうという方にはもってこいのアルバムになりました。

さらに『DEBUT AGAIN』と題して、他のアーティストに提供した曲のセルフカヴァーを集めたディスクがリリース。未発表の音源を待ち望んでいたファンは狂喜しました。

そして今年は『夢で逢えたら』のカヴァーを可能な限り集めた4枚組がリリース。

大滝さんの残した多くの作品は、リスナーに夢を与え続けてくれます。
常に座右に大瀧詠一ですね^ ^