今回は工作などはなく歌中心ですよ、とみちるさんのツイートで予告されていました。
今日の戦利品はこちら。
なかの綾さんのできたてほやほやの新譜『Double Game』です。この日に歌った曲は概ねここから。カッコいいアルバムです。歌の上手さはもちろんのこと、ニヤリとさせられるユーモアが心地よいです。
開演時間の10分くらい前に入りましたが、舞台脇にはすでに途中まで描いてあるアクリルボードが。開場後に描いていたとのこと。
予定時間になり、みちるさん登場。WGTの時に着ていた、夏らしい、花をあしらったワンピ 。
前半はみちるさんのソロステージでした。
今月の諸々のライブのダイジェストを映像で振り返った後、まずは弾き語りで『キライよ』。弾き語りが続くのかと思いきや、軽快に『ディスコティークに連れてって』、そして定番のシティポップ『この道で』でした。
今日は創作グッズの販売などはやらないとのこと。「なんだかみんなに売りつけてるみたいで」と言っていました。
次いでカヴァー曲。ikkubaruの『Love Me Again』、そして山下達郎さんの『ずっと一緒さ』。今日も安定した歌声のみちるさんでした。
夏らしい、サンバのリズムの『楽園と季節風』。そしてやはりこの曲『夏なんだし』と、旧譜からの曲が続いて前半終了となりました。
休憩時間にステージに戻ってきたみちるさん、描きかけの絵の続きを始めました。
今日は納得のいく出来栄えになったのでしょうか?
さて、後半は『ONE-TIME LOVE』で始まりました。等身大のオトナな曲をかましたところで、ゲストのなかの綾さん登場です。
レーベルではみちるさんの先輩にあたるなかの綾さんですが、デビューはみちるさんの方が早く、「みちるちゃんが某劇場で歌っていた頃、私はまだ京都のクラブなどで歌っていた」と綾さん。
この二人、実は同い年なのですが、圧倒的に綾さんの方が先輩の風格。レーベルメイトであるにもかかわらず、音楽の方向性が対極にあったので、これまで接点がほとんどなかったのですが、お互いキャリアを積んでいく中で、音楽的にも接近してきた感があり、ここに至って初共演となりました。そんな二人のステージ(昔のNHKのビッグショーみたい^ ^)、まずはなかの綾さんのソロ『スナック鯉』で始まりました。これは杉真理さんの作曲で、綾さんは既発のCDで杉さんの『ウイスキーがお好きでしょ?』をカヴァーしていたり、杉さんの年始のライブにも参加されていたり、そういった接点があっての新曲なのかなと思います。伸びとパワーのある歌声は、ザ・歌謡曲にぴったりでした。
続いても綾さんのソロで、みちるさんの『流れ星ランデブー』をカヴァー。最前列にダンサーの西田先生がいらっしゃっており、どうするのかな?と思っていたら、やおらスーツの上着を脱ぎ、颯爽と舞台に登場。綾さんをエスコートして、ステキなダンスを披露してくれました!ナイスサプライズでした。
みちるさんが戻ってきて、今度は綾さんの曲をカヴァー。綾さんのギター伴奏に合わせ『アサミのブルース』を熱唱。いつものみちるさんの歌の世界とは全然違いますが、全く違和感なしでした。
続いては入れ替わって、みちるさんのピアノ伴奏で綾さんが『Wish on a starry night』を。これは意外な選曲でした。これはやっぱりみちるさん向きかな。
そして次はツインヴォーカルで、綾さんの新譜に収録されている、工藤静香さんの『抱いてくれたらいいのに』をカヴァー。「みちるちゃん、普段、抱いて!なんて言わないでしょ?」と茶化す綾さんでしたが、「綾さんはどうなんですか?」と逆襲されていました。なかなか良いコラボでした。最後に『サヨナラのワルツ』をみちるさんのピアノ伴奏で歌って、なかの綾さんのステージは終了となりました。
そして、このライブ自体も最後にみちるさんの『行きたい方へ』で締めとなりました。この半年、色々あったことを踏まえると(はせさんのinstagram参照)、意味の深い選曲だったのかな。どんな方向であれ、みちるさんには行きたい方へ進んでいって欲しいと思います。ファンはみんな付いて行きますので。
満場の拍手によるカーテンコールで再びみちるさんがステージへ。「やっぱり最後はなかの綾さんを呼びましょう!さあ、みんなで『綾ちゃーん』って」というわけで、綾さんも再びステージに。
ここで撮影OKタイムとなりましたが、歌に集中して欲しいとのことでMCの間だけ。動画は無しとのことで、二人でポーズを。
というわけで、最後は杉真理さんがみちるさんに書いた曲『Unstable Girl』を2人で披露してくれました。微笑ましい掛け合いもまた楽しかったです。
たいへん充実したライブになりました。最初は異種格闘技戦になるのではと思っていましたが、意外と親和する2人だということがわかりました。
是非また共演して欲しいなと思います。ランチシートかと思ったら、クッションカバーでした^ ^
なかの綾さんのできたてほやほやの新譜『Double Game』です。この日に歌った曲は概ねここから。カッコいいアルバムです。歌の上手さはもちろんのこと、ニヤリとさせられるユーモアが心地よいです。
次回のAtelier rururu Michiru vol.4 ‘Atsui no Iyadawa’ はNONA REEVESの奥田健介さんをゲストに迎えて7月28日開催です。