川瀬巴水展@大田区立郷土博物館、観てきました | cookieの雑記帳

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興味を持ったことなどを徒然なるままに書き留めていきます。半分は備忘録。音楽(classicからpopsまでなんでも)、美術(絵画、漫画、現代美術なんでも)、文学(主に近現代)、映画(洋画も邦画も)、旅や地理・歴史(戦国以外)も好き。「趣味趣味な人生」がモットーです。

12月7日、水曜日の午後は半休(代休)をもらっていたので、気になっていた展覧会をハシゴしました。
まずは『川瀬巴水展』です。
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川瀬作品を多数所蔵している大田区立郷土博物館は都営地下鉄浅草線の終点西馬込駅東口から、徒歩約10分弱のところにあり、ほぼ一本道なので駅前の地図を参考に行けば、間違えずに到達できるでしょう。
天気も良く、少し汗ばむ陽気でした。

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今回の展覧会は、大田区居住90年記念、大田区制70周年記念という名目で行われている企画展で、昭和22年以降、絶筆に至るまでの戦後の作品をまとめて展示しています。
今まで何度も川瀬巴水の展覧会を催してきた大田区立郷土博物館、今回の概要はこちらです。

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建物は美術館のような感じではなく、まさに役場といった印象の素っ気ない内装です。
入って左手の事務所の窓口がチケット売り場で、会場は階段を上がって二階になります。
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受付(長机が設置してあるだけ)でチケットに日付けを入れてもらい入場。
今回の展示作品の目録もらい、なんとポスター4枚をおまけでつけてくれました。

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会場はさほど広くはありませんが、約80点の展示内容は充実しています。
私が入った時間はお客さんも少なく、年配の方が4、5人程でしたので、行きつ戻りつゆっくり鑑賞できました。

川瀬巴水は1883年(明治16年)に生まれた版画家です。1866年生まれの黒田清輝の約ひと回り年下ですね。
開国以降、西洋の文化が広く流入してきて、江戸時代に隆盛を誇った浮世絵も衰退の一途を辿っていきました。
そんな中で、浮世絵版画の復興を掲げた潮流、「新版画」の中心となったのが川瀬巴水です。特に風景版画の第一人者で、絵を観ていただければわかりますが、色彩感覚が素晴らしく、詩情豊かな画風というだけでなく、非常に緻密で、エッジの効いたシャープな画面は、現代の絵画にも繋がるポップさも兼ね備えていると思います。

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今回も展示されている、絶筆となった『平泉金色堂』です。
雪や夜の風景は川瀬巴水の真骨頂です。

この展覧会は12月25日までですので、まだ間に合いますよ。

2013年の生誕130年の展覧会の時に作成された図録が購入可能です。
収録点数も多く充実の1冊です。
また絵はがきのセットも2種類、リーズナブルな価格で販売されていました。
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川瀬巴水は国内よりも海外での評価の方が先行しており、カタログ・レゾネも海外で出版されています。
今のところ関連書籍や画集の数もまだまだ少ないのが現状です。
電子書籍では版権の切れた画集が無料で手に入ったりしますので、興味のある方はぜひ観ていただけると良いかと思います。

国内の画集でいちばん入手しやすいのは、東京書籍から出版されている『川瀬巴水 作品集』でしょうか。
値段も手頃なので、座右に1冊ですね。
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さて、次回の展覧会ですが、年明けの1月2日から、立川高島屋の催会場で約2週間行われます。着物で来場の方は無料だそうです。
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