精密検査 | アイリッシュの彼と新生活 in Sydney

精密検査

いつもミッドワイフに会いに行く時や、赤ちゃんのスキャンをするときは旦那さんについてきてもらっています。

でもこの時はただの検査だからと一人で病院に行きました。

女性の若いドクターにこれからの検査のこと、予想されることの説明を受けて診察に入りました。

コルポスコピーという検査です。

直接患部にお酢をかけて顕微鏡で細胞の変化を見て、サンプルをとり検査にまわします。

ここですべてが不安に変わりました。

何度もいま妊娠何週目か確認されて、上のおじいちゃんドクターも入ってきました。
何か異常なことがわかりました。

診察が終わり、4人いたドクターとナースは一旦部屋を出て、数分後戻ってきました。

そして旦那さんはいっしょに来てるのかと聞かれました。

診察の結果は全身麻酔をかけてガンになりやすい細胞を手術で取り除いて、その細胞をまた検査に回すそうです。


この手術自体は日帰りでできてすぐ終わるけど、赤ちゃんにリスクがないわけでもない。
もし手術中に赤ちゃんが出てきてしまったら、20週のあかちゃんは助かりませんと言われました。

そして、麻酔の副作用や、手術で切り取ったあと、赤ちゃんに影響が出る確率も本当に少しだからありますとのこと。

この手術の後は赤ちゃんになるべく影響のない薬を使って治療することになるでしょう。

そして赤ちゃんに何かあるかもしれないことを承知しましたという書類にサインをし、来週の金曜日にコルポスコピーの予約を入れて病院を出ました。

旦那さんに電話をし、状況を説明しようとしても頭が真っ白で涙が出て言えませんでした。

そしたらすぐ迎えに行くからと帰ってきてくれました。

彼の顔を見たら意外にもわたしの気持ちは落ち着きました。

逆に私にガンが見つかり、赤ちゃんもリスクがあると知った彼の気持ちはどうだったんだろうと思います。

それから家に帰り、ネットで調べました。

かなりたくさんの人が経験してるみたいです。

少しの手術で終わった人や、赤ちゃんを諦め子宮を摘出しなければいけなかった人やいろいろです。

ドクターはとても協力的で、もし旦那さんが話がしたければ電話をしていいと言われたの電話をかけました。
そしたらドクターと直接話すことができ、説明を受けました。

とりあえずは来週の金曜日に円錐切除手術を受けます。

わたしは仕事を辞めました。

今までつわり真っ最中も週55時間キッチンで働いてきたけど、これからは自分の体と赤ちゃんを守ることにしました。



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