不景気の表れ | アイリッシュの彼と新生活 in Sydney

不景気の表れ


昨日の出来事です。


家の中は禁煙なので、彼は車の中でたばこを吸います。

昨日もたばこを吸おうとカーテンを開けて外へ出た瞬間彼は叫びました。

何事かと思うとわたしの車の中でごそごそあさってる人がいたんです。


二人は道路に飛び出しました。

中にいた男は「お前の家を燃やしにくる!」って叫んでます。

ちょっと変わったアクセントでした。


二人は殴り合いになりました。

わたしは「警察呼ぶから!」

「やめて!」

って叫んで近くに寄ったらケンカは終わって

彼はめがねを探してます。

めがねはその男が拾って渡してくれました。(以外と冷静に。)

彼は何かとられていないか車を確認してって言ったので、

彼の車を確認しに行きました。

男は何も取ってないっていいながら、道路には小銭が散乱しています。

手にはズボンを持っていました。

香水は道路に落ちて割れてます。


車を確認してると彼が来てわたしの車を確認しに来ました。


わたしは彼の車の部品を取ろうといてたんだと思ったけど、

わたしのあのムラサキのマーチの中に男はいたんです。


彼の車は90年式のシビックでめずらしいそうです。(わたしには21歳のお金のかかるただの車。。^^)

前もウインカーが盗まれました。


まさかマーチを狙ったとは。。。


彼は目の下をなぐられて出血しています。

目の下は黒くなってます。


お前の家を燃やすからって言ってたときは、ティンカー(アイルランドの放浪者)のアクセントだった男は

めがねを渡すときはここ地元のアクセントに戻ってました。

そして悪かったって誤りました。

ティンカーはやっかいな人が多いそうです。

だから怖さを示すためにそのアクセントをしてたみたいです。


彼はその男に同情して拾った小銭を渡したけど、

受け取らずにフェンスを越えて逃げました。


その男は歩いて車をチェックしながら、開いてたら中から

小銭や服やいろんなものを盗んでたみたいです。

男が落としたお金はユーロは20セントが2つだけであとはイギリスのパウンドが合計4パウンドくらい。

ほとんどが5ペニー・10ペニーの小銭でした。


そこまで困ってる男がわたしの何もない車の中をあさってたときに目の前のカーテンが開いて

持ち主に見つかって

ぜんぶのお金を落としたんです。

まさか目の前のドアが開くなんて思ってもいなかったと思います。


アイルランドは景気が悪くて仕事も学歴もない若い人が多いです。

どんどんこういう人が増えていくと思います。


普段は安全な地域だから油断してたけど、本当に怖いです。


警察呼ぶから!って叫んだわたしはふと思いました。


「警察の電話番号は何番??」


これ知っとかないといけない^^


アイルランドは112だそうです。

ちょっと前までは999で今でも使えるそうです。

彼は112は122か211かちょっとすると混乱するから

999を覚えといてって言いました。


彼は警察も呼ばず、友達にも

配線を修理してるときに線を切るとき引っ張ってその勢いで

ペンチが目に当たったって言ってます。

みんな信じました。 よくあることらしいです。


その男はどんな思いで昨日寝たのかなー

またやるんだろうか。。


これを機にドアに暖炉に使う棒を置きました。

今回は相手が一人で何も凶器を持ってなかったから

これだけで済んだけど、もし仲間が待機してたり

なにか凶器を持ってたらって思うと怖いです。


それと、もしわたしが遭遇したら。。。

きっとドアを閉めて鍵をしてカーテンを閉めて彼に電話することしかできません。


わたしは仕事から帰ってくるのが12時ごろだから外も暗いし、

週末彼が仕事から帰ってくるのは明け方です。

車の運転のときにもし襲われた場合などを考えて

催涙スプレーを持ち歩こうと思います。