社会人の方に英検準一級を
教えることになり、
久しぶりに参考書を
開いて、愕然としました。
 
こ、こんなに難しかったっけ?
どこからどう教えたらいいのか
分からない…^^;
 
TOEICなら何となく
勘で消去法で答えられるものも
ありますが、
英検準一級は、何となくでは
答えられないレベル。
本当に英語力を求められます。
 
一体こんな英語をどこで使うんだ?
ってレベルです。
 
私は英検1級を
やっとこさ
3回目にして合格しました。
二人目を出産してからのことです。
どうしてそこまで
英検にこだわったのか
もう意地でしたね。
 
社会人になってからは
ずっとTOEIC一本でしたが、
TOEICをやめて、
英検1級にチャレンジしようと
思った主な理由は、
TOEICのスコアは
「履歴書等に掲載できる
TOEICスコアの有効期限は2年」と
聞いていたからです。
何度も受け直すのが
めんどくさくなり、
英検だったら、
一度合格してしまえば、
実力を維持の上定期的に
受け直す必要がないと
思いました。
 
二人目が手が離れてから
働きたいと思っていたので、
就活に有利になればいいなと
思っていました。
 
しかし、実は、
TOEICに有効期限はないようで、
何年前に取得したTOEICスコアでも履歴書に記載ができ、
自分のスコアとして
提示できるようです。
 
現に私も
かなり前に取得したTOEIC最高点を
履歴書に記載しています。
 
といっても、
企業側としては
「今の英語力」を
知りたいはずです。
 
企業が「●●以内に
取得したTOEICスコア」と
TOEIC取得期間を
指定することがあります。
 
TOEICでも
英検でも
資格をとるのは、
自分の立ち位置も分かるし、
勉強する動機づけになるし、
自分の英語力を
公に証明できるので、
とても良いとは思いますが、
はたして、
TOEICと英検どっちを
受けるべきなんでしょうね。
 
英検とTOEICのメリットを
個人的にまとめてみました。
 
英検
  • 基礎をしっかりおさえ、総合的に英語力向上につながる。
  • 級によって難易度が異なるので受験しやすい。
  • 学校の英語教育の習得度が計れる。
  • 受験前の高校生におすすめ。
  • 一旦取得すると永久資格
  • 問題用紙に書き込みができる(これは大きい!TOEICは一切ダメ。見つかったら退室させられることも)。
 
TOEIC
  • 就活や転職に使える。
  • 英検は国内でしか通用しないけど、TOEICは世界でも通用することも(国による)。
  • 開催頻度が高く、値段も比較的安い(級にもよる)。
  • 全部選択肢、マークシート(英検は級によって英作文、二次試験の面接も有)。
  • 合否ではなく、スコアとして評価してもらえる。 頑張っただけ、結果がスコアに表れやすい(不合格の結果を見た時の精神的ダメージは大きいです…)
  • ビジネス英語や日常生活に使える実用的な問題。
    • 海外に住む予定がある方、英語を使う仕事に就く方にはとても良い。
    • 英検の問題はかなりアカデミック。歴史・文化・科学・環境・医療に関するトピック等、学術的な問題が出てくる。
個人的には
TOEICの英語の方が
実用的で使えると思いますが、
それぞれの目的や特徴を
把握してから、
自分に合った資格を目標に
勉強するのもいいですよね。
 
ちなみに、
これは、2020年の英検1級の問題。
 
単語の4択問題なんて、
聞いたことない単語ばっかり。
ほんと良く合格したなぁ。
 
 
 
最後の英作文のトピックは、
「グローバリゼーションが、
世界にとって良い原動力となっている」という言説に対して、
賛否の意見を書くことが
求められています。
 
さて、みなさん、
これを日本語でさえ
起承転結で述べられますか?
 
 
さてさて、
現実逃避をしないで、
レッスンの準備を
ぼちぼちしましょうか…。
 
 
 

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