天使は友人から演劇の公演のビラの
デザインを描いてくれる人はいないかと相談を受けた。
天使は少し考えてから
友人で絵師と呼ばれる2次元イラストレーターを
目指している子がいたのでやってみないか?と
話をしてみた。
その子は代アニというアニメや漫画の
専門学校を卒業後は
フリーターで何も活動していない。
その公演は業界関係者が多く招待されるので
チャンスだよ。とまで言ってあげたが
「返事は待ってください。また
いろいろ決まったら言ってください。」と
なぜか食いつかない。え???いろいろ決まったら
もう話はこないよ。。。描きたい子は沢山いるんだよ。。。
絵もうまい子は沢山いるんだよ。。。天使は
その子の絵の実力を
認めているのが乗り気じゃないなら仕方ないか。
天使は、そうかとうなずいてその話はやめた。
最近の若者は受け身が多いしリスクを嫌う。
捨てるものなんてないのに。
絵がうまいからプロになるんじゃない。
仕事があるからプロなんだ。
天使は彼が自力で道を開くことを
応援することしかできなくなった。