少女は手首に包帯を巻いていた


「死にたい」という


はさみをもつと自分を傷つける


自分の血の温かさに安心するという


少女の目は死んでいた


自虐的な少女に


「わたし可哀そうですよね?」と


天使は問われた


天使は「可哀そうな君の中にいる君は


可哀そうではなさそうだね」と答えた


すると少女の目から邪悪な紫色の炎が漏れ


「うざいのぉ」と少女はドスのきいた悪態を


天使に向かってたれた