元旦、祇園八坂に初詣。


一緒に行った友人男性は大の


坂本龍馬ファンだ。


八坂を突き抜け清水寺に向かう途中に


「霊山(りょうぜん)」という山がある。


その山の上に


龍馬と陸援隊の中岡の遺骨が


眠る「護国神社」という神社があるんだ。


元旦の深夜ということもあり


神社の関係者数人しか人影もない。


焚火が焚いてあり僕らは冷えた体を温めた。


わたしの翼が焚火の灯りに反射して


紅蓮に輝いたが見物人は友人しかいなかった。


「ええ感じにひかってるわ。」と友人は


感心してくれたがそれだけだった。


神社の入り口からまた山を登り中腹に


龍馬の御墓がある。そこでわたしたちは


手を合わせた。わたしは特に龍馬をどうとは


それほどには思ってはいないが


心の中に自由という翼を持つ希少な人間だとは思う。


友人は墓前で手を合わせながら


何を思い願っているのか?


龍馬の墓からは京都盆地が一望でき


美しい夜景が広がっていた。