夢を見た。
待合いのベンチを囲むようにグルリと手術室が並んでいる。
周りを見渡すと薄いグリーンで統一されている。
父は6番目の手術室に入った。
これから手術が始まる。
家族のためにと用意されたお茶とお菓子、沢山の飲食店が書かれた出前のための張り紙。
手術の前に母は麻酔をされているであろう手術室の父と何やら電話で話をしている。
その様子からそれが最期の会話だと分かる。
父は言う、
「ミサコはもう大人になったのだから自分の声を覚えておいてほしい」と。
私は電話を代わってもらおうとするが、自分がいる位置が母の隣ではなく、部屋の隅の上空から母を見下ろしていることに気付く。
そこで眼が醒めた、と同時に菩提天珠を買わなきゃ・・・・と強く感じた。
はるか昔の記憶って、それが夢だったのか、幼い頃の記憶だったか分からない時ってありますよね。
それを確認する方法ってあるらしいです。
自分の姿が見えたか否か。
見えたら夢、見えなかったら幼年期の体験・・・らしい。