フリーレンのアニメが放送されているので、アニメで描かれている範囲を(姉ちゃんから借りて)読み直してみた。
最新巻を読み終わったあとでも、改めて読み返すと新たな発見があって本当に面白い。
特に印象に残ったのが「🍎赤リンゴを青リンゴに変える魔法🍏」。
これを見て、「今回の主題歌を Mrs. GREEN APPLE が歌っている理由って、もしかしてこれなのでは……?これもある意味、伏線回収なのでは⁉️」
と思わずニヤッとしてしまった。
『葬送のフリーレン』7巻には、静かだけれど忘れられない名エピソードが続く。
中でも印象的なのが、『南の勇者の像を綺麗にする話』(63話)と、
『剣の魔族の話』(64話)だ。
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未来を知っていた南の勇者
南の勇者は未来が見える力を持っていた。
彼はフリーレンにこう語る。
> 「君の元に若い勇者が訪れる。
君はそいつらと魔王を倒すんだ」
彼は、自分では魔王を倒せないことも、
そして自分がその前に死ぬことも理解していた。
それでも彼は、
「勝てる未来」をフリーレンに託す道を選んだ。
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忘れられた英雄と、覚えている者
南の勇者の像は汚れ、ほとんど誰にも顧みられていない。
世界を救う役割を果たしたにも関わらず、
彼は物語の主人公ではなかった。
その像を、フリーレンは黙って掃除する。
語られなくても、覚えている者がいればいい。
その静かな行動が、南の勇者の生き様を物語っている。
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剣の魔族とフリーレンの判断力
64話では、僧侶の姿をした「剣の魔族」が登場する。
フリーレンは一瞬で正体を見抜き、迷いなく討伐する。
感情に流されず、事実だけを見る。
この冷静さこそ、千年を生きた魔法使いの強さだ。
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結局、どちらが強いのか?
南の勇者とフリーレン。
どちらが強いかは、単純には比べられない。
南の勇者は「世界を勝たせる強さ」
フリーレンは「積み重ねて勝つ強さ」
南の勇者が未来を繋ぎ、
フリーレンがその未来を現実にした。
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おわりに
魔王が倒されたのは、
どちらか一人が強かったからではない。
役割を理解した二人がいたからこそ、勝てた。
それを静かに描くところに、
『葬送のフリーレン』の美しさがある。