今日の天気は


今日は雨の日だった。

雨の日はいつもこの歌が頭に流れる。


ヨルシカさんの『晴る』。


しとしと降る雨を眺めながら聴くこの曲は、

不思議と気持ちを落ち着かせてくれる。


この曲の中で、特に好きな歌詞がある。

「降り頻る雨でさえ 雲の上では晴る」。


このフレーズを聴くたびに、

「あぁ、たとえ今は雨が降っていても、

雲の上にはいつも太陽がいるんだな」と思う。


目の前の景色だけを見ていると、

どうしても気持ちまで沈んでしまうけれど、

見えないところでは、ちゃんと光は存在している。

そう言われているみたいで、胸の奥が少し軽くなる。


ヨルシカさんは、以前ボカロ曲を作っていただけあって、

言葉の選び方が本当に巧みだなと思う。

直接的じゃないのに、

ちゃんと感情に届く歌詞を書くのがすごい。


『晴る』は、アニメ『葬送のフリーレン』の主題歌でもある。

この作品自体が、

「時間」や「別れ」、

そして残された人がどう生きていくかを静かに描いている。


フリーレンは長命なエルフだから、

人間の仲間たちよりもずっと長く生きる。

だからこそ、

失ってから初めて気づく想いや、

過去を振り返りながら進んでいく姿が、

この曲の雰囲気と重なって見える。


悲しいだけじゃない。

後悔だけでもない。

それでも前に進んでいく――

『晴る』は、そんなフリーレンの旅路を

そっと包み込むような一曲だと思う。


雨の日は憂鬱になりがちだけれど、

この歌を聴くと、

「今は雨でもいいか」と思える。


いつか晴れると、

もう知っているから。



 

 

 

 

 

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