はじめに
旅立ったクッキーと
残された私に、優しいお言葉を
皆さん、有難うございました
沢山コメント頂いたのに
お返し出来なくてごめんなさい
気持ちが落ち着いた頃
感謝の気持ちを添えて
お返しさせてください

クローバー

最後の数日間の事
鮮明に記憶を保っているうちに
クッキーを好きでいてくれた皆さんへ。
そして、私自身のために
書き留めておこうと思います。

クッキーが旅立つ前の3日程前から
いつも彼のそばに居た私は
「ほんとに、お別れなんだね」
と、感じるものがありました

だから
状態が落ち着いている時は
できるだけ、外に。
ねぇクッキー
ここは、沢山の友達に会った場所。
楽しかったね


うんうん、よく頑張って立ったね
無理せないでね


はねっこ橋、綺麗よ
あなたの代わりに、私が見て
伝えるよ

最後の一週間くらいは
決まって深夜2時頃に ムクッと起き
泥の様な水の様な便をするので
夜勤体制で 見守りました


朝は、夫が出勤する前に。


友達の匂いがある場所で
自分でオシッコしてみよう


身なり構わず
昼夜問わず
クッキーが、お外に行きたいサインで
お外に、行こう




最後の日
この日が本当に最後だと感じました

朝8時頃、藤棚の下で。
呼吸が落ち着いた時をみて
鳥さん達の合唱が聴こえる
近所の公園に行きました

ハーバーの
いつもの丘に連れて行ってあげたかったけれど
容態的に、それは出来なかった

お外に来ると
より 呼吸が落ち着きました


私は、クッキーの気持ち
言葉が交わせないから
「私なら、どうしてほしいかな」
と、自分だったら、と、置き換えながら
向き合う事しか出来なくて

最後の時が近づいても
ベッドに伏せていないで
クッキーは外に行きたいんだな
と、私は感じていました


公園のベンチで横になりながら
最後の濃い尿を垂れ流し。
「そろそろ、帰ろうか」

綺麗に片付けて
クッキーと自宅に戻りました



起き上がっては、パタンと倒れ
頭を上げては、蹲り
を、繰り返し
ベッドではなく
冷たい床に行きたがっていました

クッキーが居たい所に居たらいい、と
ただ私はそばに居て
彼に触れながら
いろんな話をしました


亡くなる1時間前程から

次第に 糸の様な呼吸になり
私はクッキーに
「もう おやすみ、よ。」
と、声をかけました







※その後の事は、また後日…※