こんにちは ちえです
今日はちょっと私が感じた事
みなさん、「シンドラーのリスト」
昔、 映画でみましたか?
私は公開当時観ていなくて、過去に何度か衛星放送で観た事があります
でもその時は、おおまかにしかとらえることができなくて
ただ、「人間は恐ろしいことをしてしまった」
という感想が残るだけでした
私は子供のころから、戦争に関連する本を読むことが多くて
いつも「戦争がまた起こったらどうしよう」
なんて考えている子供でした
大人になって20代の頃から、ナチス・ドイツ関連の書籍に振れ始め
30代の頃から、関連する映画が上映されれば観に行きました
そのような映画は、大きい映画館では上映されずに、マイナーな作品も扱う映画館で上映されていま
した。
そして、最近
10月くらいから、貪るようにユダヤ人迫害に関する書籍を読んでいます
きっかけはよくわからない
ただ、今までたくさんのホロコースト関連の映画を見てきたけれど
自分はその場面場面、「収容所でみんな辛い悲しい思いをしてきた」
それぐらいしかわかっていなくて
きちんと始まりから終わりまで知りたいと思ったのかもしれないです
たくさんの本を読んだ後
「シンドラーのリスト」
DVDを借りて観ました
以前の自分とは違って、スーっと入っていく感じ
書籍から知り得たこと、アウシュビッツからの生存者の言葉
ドイツという国と、ユダヤ人の歴史
それらがすべて、この映画とつながった
初めてこの映画を観た時は、ただ単純に
「酷い。恐ろしい」
それぐらいしか感想がなかった
でも今は
冷静に、映画のキャストの表情や感情を力強く感じることができる
その当時のことは、自分は目撃者でもないし経験者でもないけれど
粗末な貨車にぎゅうぎゅう詰めにいれられて、水も食料も与えられず、どこへいくのかも知らされず
恐怖と闘ってきた人々
生きれるかわからない、でも生きたい
「私たちは、何も知らなかった」
戦後、ドイツ人たちはこう言った
家畜の様に貨車に乗せられて連れられていく、無実の捕えられた人達を見ていたのに
見ぬ・しらぬ ふりをして
誰も、この蛮行を止めることはなかった
自分の命を危険にさらさないために
最近の悲しい事件の一連で
きっと被害にあった動物たちも、同じような思いをしたはず
誰も命を奪う権利はないはずなのに
先日の(動物遺棄事件の)自分の記事で、それに関して「アウシュビッツと同じ」
と、悲しみのコメントくださったcookieママ
私はその時ちょうど、ユダヤ人迫害に関する書籍を読みふけっている頃でした
狭いケージに入れられて
モノのように扱われ、要らなくなったら処分される
まだ 生きている命だって、見放される
病気を患っていても
適切な医療を受けることもなく、衰弱して死んでいく
こんなことは、もう終わりにしてほしい
人間と動物は違う
そのような意見もあると思う
でも、命の尊厳は同じでしょう?
この様なタイミングで、さまざまな書籍を読めた事や、この映画を再び観れたこと
必然だったような気がします