📺 逃げるは恥だが役に立つ 2話③  📺


『父も母も想像以上にガッカリしたり喜んだりしてくれて結婚という言葉の重さをズシッと。

今更ですが。』


「僕はむしろホッとしました

肩の荷がおりた

僕は父の望むような息子にはなれないので

たとえ真実じゃなかったとしても

喜んでもらえたならいいなと。

両親を安心させられたという点も

今回のことは有意義でした。」


『よかった〜

津崎さんが後悔してたらどうしようかと

嘘つかなきゃいけないし

重いことさせちゃってるかなって。


周りを説得する自信がないから

普通の結婚のふりをするって

逃げと言えば逃げだし。』


「逃げたっていいじゃないですか。

ハンガリーにこーゆうことわざがあります。


逃げるのは恥だが役にたつ


恥ずかしい逃げ方だったとしても

生き抜くことの方が大切で

その点においては異論も反論も認めない」


『そうですね。

逃げても生き抜きましょう』






2023年 12月  23歳  私と旦那


『両家顔合わせ終わったねー。

もうすぐクリスマス。

有休消化して、福袋の準備だけして。

私は退職だ。


・・・後悔してる?

もう引くに引けなくなっちゃったけど。』


「いやー?

えりながしなければ、俺は一生1人だっただろうし。


逆に後悔してる?

子供欲しかった?」


『んーん。

子供欲しい願望は最初からほとんどない。

子供好きって訳でもないし。

絶対欲しいとは思ってないし。


後悔してない!

一生一緒にいたいと思う子がこの先出来て。

それが女の子だったら・・・

親が賛成するなんて微塵も思えないし。


これで良かったんじゃない?』


「なら良かった。

俺も子供願望全くない。

むしろいらない、、かな。

欲しいって言われたら別れたい笑」


『そんなに?笑

お気楽に扶養パートで家事してるだけで。

独身より良い生活。

感謝だよ。

ありがとね。』


「俺も感謝してるよ?

家事嫌いだし。

子供欲しくないし。

恋愛感情ないし。

こんなんといてくれて?


これからよろしくー

奥様?笑」


『うけるー!

よろしくー

旦那様♡』