SNSやLINEがあれば気軽に気持ちを伝えられる時代。でも年賀状をやめるとなると、ちょっと勇気がいりますよね。
今年ついに“年賀状じまい”をした私のリアルな体験談をまとめました🕊
こんにちは、きなこみるくです🌿
皆さんは、年賀状を送っていますか?
私は今年のお正月をもって、長年続けてきた 年賀状のやりとりを卒業(年賀状じまい) しました。
毎年欠かさず送っていたわけではありませんが、
小学生の頃から約30年ほど続けてきた習慣だったので、自分の中ではひとつの節目となりました。
昔は一枚ずつ手書きで絵を描いたり、友達から“プリントゴッコ”(当時のステータス!)で作った年賀状が届いたり、年賀状を送り合うこと自体が楽しいイベントでした。
でも、いつの間にか、それが楽しみではなく
「義務」になっていたんです。
📮 年賀状じまいを決めた理由
まず大きな理由は、添える一言コメントに書くことがなくなってしまったこと。
我が家には子どももペットもいないので、成長報告や家族写真を載せることもなく、特に10年以上会っていない相手には、どうしても社交辞令的な内容になってしまっていました。
また、送られてくる年賀状の中には一言コメントすらないものもあり、目上の方以外だと少しモヤモヤしてしまうことも。
「形だけのやり取りなら、もう意味が薄いのでは…?」と感じるようになりました。
加えて、年賀状にかける時間とお金も負担に。
デザイン選び、住所確認、印刷の手配、元日に届くように投函──
数カ月間“年賀状”のことを意識するのは、
思っている以上に脳のリソースを消費します💦
「出さないまま自然に終わらせる(サイレント年賀状じまい)」という手段もありますが、後味の悪い感じで音信不通になるよりは、自分の意思で区切りをつける方が潔いと思い、正式にお知らせする形を取りました。
最後の数年は毎年「年賀状やめようかな」と迷っていたのですが、昨年グループLINEで友人の一人が「年賀状じまいします」と宣言したのを見て、「今だ!」と背中を押され、私も便乗して宣言しました💡
🖋 祖母の年賀状を思い出して
思い返せば、同居していた祖母は毎年100枚以上の年賀状をすべて手書きで書いていました。
亡くなる数年前まで続けていたので、たぶん60年近く書き続けていたと思います。
親戚や女学校時代の友人に、丁寧に長文を添える姿は本当に素敵で、子ども心に「大人ってすごいな」と思った記憶があります。
あの頃の年賀状は、まさに“心の距離をつなぐもの”でした。時代が変わった今、私は私なりの形でご縁を大切にしていきたいと考えるようになりました。
✉️ 年賀状じまいの方法
パターン1: 年内にお知らせ
相手が年賀状の準備を始める前に、「年賀状じまい」する旨を何かしらの方法で伝える。早めに知らせることで、相手への配慮を感じます。
パターン2:年賀状代わりに
「年賀状じまい」のことは文中にさりげなく記すよりも、見出しで大きくアピールする方が、認識してもらいやすいかも?
宛名印刷もしたい派なら、通常の年賀状に「年賀状じまいシール」を貼りつけるという手も!
パターン3: 寒中見舞いとして
年始の松の内(1月7日頃)が明けてから送る。
私はパターン2を実行。
親しい人にはLINEなどで先に宣言し、残りの方に年賀状じまい専用ハガキを送りました。
名入れ印刷をしなかったので
自分の住所を書くのが少し大変でした 笑
これから年賀状じまいを考えている方には、
名入れ印刷タイプがおすすめです。
👉️ 年賀状じまい挨拶はがき
(名入れあり・お年玉付き年賀はがき)
💌 年賀状じまいへの反応
LINEで伝えた友人たちは「そっか〜」とあっさり受け入れてくれる人が多かったので、今では“年賀状じまい”も珍しくないのかもしれません。
一方で、年賀状兼年賀状じまいのお知らせはがきを送った方の中には「今まで素敵な年賀状をありがとう」と温かい言葉をくださる方もいれば、何の反応もない方も。
少し寂しさもありましたが、
“惰性で続いていたご縁”を見直すきっかけになり、不思議と心がすっきりしました。
🌸 おわりに
年賀状は、かつて“年に一度のごあいさつ”として大切な文化でしたが、今はLINEやSNSで気軽に想いを伝えられる時代。
これまで年賀状を通じてつながってくださった皆さまに、心から感謝しています✨🙏
これからは、年賀状の印刷代の代わりに
お正月仕様のLINEスタンプに課金して、
感謝やごあいさつを届けようと思います♪




