こんにちは、きなこみるくです。
梅雨らしい空模様が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日ようやく気になっていた映画『かくかくしかじか』 を観に行ってきました🎬
公開前から気になっていたのに、気がつけば上映終了ギリギリ! 急いで映画館へと足を運びました。
『かくかくしかじか』は東村アキコ先生の自伝的作品
東村アキコ先生の作品やお人柄が好きで、先生の作品は色々とつまみ読みしているのですが、実は『かくかくしかじか』は1巻しか読んだことがなく… でも1巻だけでも、その先の未来に起こることをなんとなく匂わせているのと、事前に映画レビューを読んだこともあって、涙腺が弱い私は映画が始まる前からハンカチを膝の上にセットして臨みました…!
鑑賞後の感想:やっぱり観に行ってよかった
物語の舞台は、東村先生の出身地・宮崎県
私の母方の親族も宮崎出身で、同居していた祖父母もゴリゴリの宮崎弁だったので(私は近畿育ちで関西弁)、宮崎弁には馴染みがある方なのですが、大泉洋さん演じる日高先生の宮崎弁がなんとも自然でした…!(そんな大泉さんは北海道出身。さすが舞台出身の俳優さんやで…)
配役の再現度がすごい
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主演の永野芽郁さん演じる林明子(=東村先生)は本当に東村先生に見えて、明子が日高先生の絵画教室に通い始めたあたりから鑑賞中何度も「え、先生ご本人
」と錯覚が起きました。永野さんと東村先生って、実は顔の造形がものすごく似てるのか?なんてことを上映中は思っていました…
鑑賞後に(↓の動画で)知ったのですが、撮影現場に来られていた東村先生を永野さんが観察して“癖を見て盗んだ”というのがことの真相らしく、これがプロの女優さんなのか…!と、永野芽郁さんの他の出演作品も観てみたくなりました♪ -
大森南朋さん演じる健一パパは、東村作品に登場する健一パパのまんま!笑
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明子の高校の同級生二見さん役の見上愛さんもイメージ通り。見覚えがあると思ったら、去年の大河ドラマ『光る君へ』で中宮・彰子を演じた女優さんでした💡
東村先生の作品をすべて読んでいるわけではない私でも、十分楽しめました! 原作1巻読者としては、明子が「センター試験対策でダウジングを極めて、センター本番で8割取る」エピソードがとても好きなのですが、そのシーンもちゃんと実写化されていて嬉しかったです 笑
そして、がんサバイバーの私にとっては、胸にズシンとくるシーンもあり…思いがけず心が揺さぶられました。ハンカチをスタンバっておいて、本当に良かった…。
宮崎に行きたくなった🌴
映画に出てくる宮崎の風景がとても美しく、「宮崎に行きたい!!」という気持ちが湧いてきました。
私自身は、幼稚園の頃に訪れたのが最後。母の地元でもある宮崎県、叔父がたびたび「お母さん連れて遊びにおいで」と声をかけてくれているので、そのうち親孝行がてら母を連れて行けたらなと思っています。
映画には出てこなかったけど、本場宮崎のマンゴーとチキン南蛮食べてみたいです(結局食べ物なんかーい)
以上、映画『かくかくしかじか』の感想でした📽✨