わたしは、いつでも、いくつのときも


常に

“ 今現在の自分 ”

が一番好きだったし、今もそう。


若い頃から

数えきれないほどの失敗と

顔から火が出るような経験を

いくつも重ねて


今の自分が出来上がっている。




思い出したくないようなことだって

何回もあった




だけど、

だからこそ、今の自分がある。



自分が歩んできた人生に

やり直したいことなんて一つもない。




タイムマシンで過去に戻りたいか?

って聞かれたら

きっと


ノー


って答えると思う。



だから


『彼と、もっと若い頃に出逢いたかった』


とも

全然思っていない。



もしも

若い頃に彼と出会っていたら




きっと、恋には落ちなかった




……って、断言してもいい。




いま、この年齢で

お互いに歩んできた人生があって

それぞれの家庭環境があって


いまも、いろんな問題を抱えている




そんな今だからこそ



惹かれあって、



恋に落ちたんじゃないかと思うから。







私たちに未来はない。



あるとしたら、

一日先

ひと月先


一年先


そんな、日々の積み重ねだけだ



ただ、

お互いを縛る物は何もない


そんな自由が

逆に私をがんじがらめに縛っている。

その事実が


時々私を苛々させる。






何かを築いて行くわけでもなく

何を乗り越えて行くわけでもなく



お互いを求めあって

思いあって


でも


助け合う訳ではなく

依存することもなく



何をするのも自由

だけど

何をするのも不自由




そうして、

つかず、離れず


でも、心に一番近いところで

毎日を過ごして行く関係




近くて、遠い


私にとって心地いい、

だけど切ない



だけど

そんな彼との関係が


今の自分の

一番のエネルギーだったりする