元気になってきたので、
記憶や思いが薄れないうちに、
手術前後のことを振り返って書いてみます。
9月22日8時20分
エレベーターホールで待っていた母と合流し、
看護師さんと3人で3階までおりました。
私「手術おわったら、みんなに連絡してね」
母「わかったよ」
これくらいかしか会話する時間もなく
あっという間に、3階、エレベーターがあくと、すぐに
“手術室”
と書いてあり、
看「お母様は、ここでお待ち下さい。それでは、手術室に入ります。」
と、
あまりにあっけなすぎて、言われるがまま手術室へ。
私以外にも、4人ほど手術を待っている人がいました。
看護師さんやお医者さんが、坦々と手術の準備を進めていました。
ここまで、不安は感じながらも、平常心を保っていたのですが、
急にものすごい恐怖を感じ、涙が次々と溢れてきました。
他の4人の手術前の人は、誰も泣いてなかった。
(みんなメンタル強いな。)
ポロポロ泣くわたしに、病棟から一緒に来てくれた
看護師さんが、
看「不安ですよね。麻酔が覚めたらおわってますよ。大丈夫」
と優しく元気付けてくれましたが、
一行に涙が止まらないわたし。
そのまま、名前がよばれ
手術室のナースと名前と誕生日の確認。
この時も涙が止まりません。
昨日タバコの話を9割してくれた、麻酔科医に、
麻医「よく眠れた?タバコの話はためになった?←まだ言うw
今日は、ナースもみんなベテランだし、お医者さんもとっても腕がいいから大丈夫。寝ている間に終わっちゃうからね。」
と、タバコの話を踏まえながらも、恐らく泣いているわたしを
安心させようと優しく話しかけてくれました。
自分で靴を脱いで、手術台に登りました。
なんとなくドラマのイメージで手術代は、ステンレスとガラスみたいなイメージだったたんだけど、違くて、剥き出しのクッションみたいでした。脳の手術だからかな?
わたしは、そこに横向きに寝ました。
酸素マスクをつけて1分ほど、
(え?まだ眠くならないんですけど…)
看「〇〇さん保育士さんなんですね?いつもおつかれさまです。わたし、看護の保育実習で保育士さんとすごく素敵っておもったんです。」
と言っていました。
私「ありがとうございます。大変なことも多いけど、でも、看護師さんも大変ですけど、素敵ですよね。まだ、眠くならないです大丈夫ですか?」
こんなに話す時間があるくらい、なかなか麻酔かけてくれないんですよ!w
(麻酔かかるの怖いけど、もうメンタル限界だから、麻酔をかけてくれ)
って思いました。w
でも、みんな直前まで、わたしを安心させようとしてくれてるのが、
伝わってきました。
本当に優しい方が多い。ありがたい。
麻酔科医
「はいそろそろ眠くなりますよ。大丈夫だからね。」
ここからは、記憶がありません。
手術室に入ってから、意外と色々な行程があって、
わたしみないな小心者には、耐えたがいものがありましたよ…