昨日、国立国際美術館で開かれている「モディリアーニ展」と「塩田千春 精神の呼吸」を観に行く。
モディリアーニの作品は今まで何度か見たことがあるが、その度にいつも違った印象を受ける。
塩田さんの作品は巨大な現代アートで、そのダイナミックかつ繊細さに衝撃を受ける。昔、横浜トリエンナーレで塩田さんの作品を見たときと同じような衝撃だった。私にしては珍しくその作品の細部まで覚えている。塩田さんの作品には、はっきりとした哲学的な意識を感じる。
私は大学時代、パブリックアートに関する研究をしていた。ふと、その時の「芸術」を定義することを大変苦労したことを思い出す。結局、芸術を定義することは明確には出来なかったのだが、芸術について深く考えることができた。芸術とは、作品と受け手のコミュニケーションで成り立っているように思う。
芸術作品は、作家の手から離れると一作品として独立した個となる。
本当なら作品を通じて作家と受け手がコミュニケーションをとり、そして作品から作家の様々な思いを感じとることが良いことなのかもしれないが、私はそれだと少し違和感を覚えてしまう。
きっと私は一生芸術について解明できないかもしれない。
しかし、これからももっとたくさんの作品に触れ作品とコミュニケーションをとっていきたい。