人の価値は力が強くて、相撲で言えば、横綱になることで決まるものではない。また、テニスで優勝することでもない。オリンピックで金メダルを取ることでもない。人間性で決まるのだ。
人間性とはどういうものか。それは人間にどの程度道徳的価値があるかで決まってくる。道徳的価値は
で書かれているように、どの程度「神を愛せるか」とどの程度「敵を愛せるか」にかかっているのである。
この世で多くの人がつまづくのが、「敵を愛しなさい(ルカ6:27)」という言葉であろう。多くの人は自分を愛してくれる人だけあるいは、自分の好みの人だけを愛しているのである。「敵を愛しなさい」が達成できたときは神をも愛しているだろう。
しかし、まず、とりかかりたいのは「心を尽くして、精神を尽くして、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」(申命記6:5)(第一の掟)であろう。これからとりかかれば、魂が浄化されていき、自然と敵を愛せるようになる。そのための方法は
で書いたように魂を浄化する以外に方法はない。
確かに、凡人のままで、敵を愛することもできなくはない。しかし、結構しんどいのである。相当な意識と努力がいる。
だから、上で述べたような方法で敵を愛せるようになることが望ましい。隣人愛から神様への信仰を極めるのではなく、第一の掟から始めるべきなのである。そうすれば自分がすべきことがわかってくるだろう。

