先週発生した「東日本大震災」の影響で、
全国各地でイベントや行事が相次いで中止、延期となっています。
こちらも例外なく影響が出てしました。
今週行われるはずだった文部科学省の実地調査が延期
です。
月曜日の朝一番に文科省の担当者から電話~
今回の地震のことを考えると、当たり前かと落胆・・・
そのことをオーナーに伝えると
じゃ、最初の審査機関の審査で十分じゃないの?
そんなこと言われても、事業仕分けで切られた機関の審査で国が許可を出すはずがない・・・
オーナーが心配しているのは法務省の告示時期
告示が出ない限り、学校と認められないので、学生の募集活動も出来ない
遅れれば、入管での在留許可申請期限にも間に合わない・・・
法務省の告示時期に影響が出るかどうか
文科省の方に電話をもらったときに確認したが、、
何とも言えないとの答え・・・
そのことをオーナーに伝えると
あの人たちは自分のことしか考えていない。
企業なんてどうでもいいなんだ~
と怒りモード。
おいおい、とオーナーに地震で国がパニック状態であることを説明。
すると、
それは東北だけでしょ。東京は関係ないでしょ。との答え
利益のために申請している企業よりも
今は国の復興優先。
各省庁は被害状況を確認し、
国がスムーズに快復させることが先決だ。
と説明し納得させる。
計画停電のことも知らないようであった。
ニュースぐらい見ろよと思っていると、
じゃ、中国語の教室をすると言い出す。
前から計画はあったが、いい講師がいないので
講師探しが先決だと言うと
いっぱいいるから、大丈夫
と、よくよく聞いてみると、留学生にさせようとしている。
中国人であればいいと考えているようだ。
語学教師の立場からすると、
外国語教育を馬鹿にしているように思えた。
ネイティブなら誰でも、文法や言葉の仕組みやルールを教えられるのか。
教え方だって、いろいろ問題が出てくる。
私があまり乗り気じゃないのを知ってか、
今週中に講師を探してから、募集を開始で落ち着いた。
日本中がパニックの中、
自分のことしか考えていないのはどっちだ
と、とほほの気分
でした。
が、本日、改めて文科省から連絡があり、
来週から4月8日の間で日程調査すると連絡がありました。
思った以上に早い調査に
今、気分は少し上向き
です。
今回の被災地で
多くの外国人、留学生も
震災に遭われてます。
彼らにも
多くの支援が届くことを
心から祈っております。