さてさて、
昨日のブログで中国行きに問題がとお伝えしましたが、
今日はその問題。
 
2月4日から10日間ほど、理事長夫妻が旧正月休み(勝手に作っている)で
中国へ帰国している期間に出入り業者の展示会やセミナーなどがあり、
気晴らしに参加。
 
平日、ひとりでお仕事ばかりなので、たまの外出は楽しく、
ついつい寄り道。
 
夕方、事務所の戻り、何気なくメールを見てみると
「○○入管」という件名のメールが・・・
 
入管というのはご存知のとおり入国管理局
外国人に日本の在留許可やビザの更新を行う政府の機関である。
 
就学ビザ(現留学ビザ)をもらい学生を入国させる日本語学校とは
切っても切れない関係である。
 
昨年、日本語学校の審査機関が事業仕分けで廃止処分を受けており、
新しい体制ができるまで、入管も独自で調査すると聞いていたので、
慌ててメールを開封
 
てっきり入管からのメールかと思いきや
同じ県内で同じ新規で申請を出している別の学校の主任先生からであった。
ホッとした気持ちでメールを読んでみると、
 
先ほど入管の人が調査に来たと書いてある。
おまけに、私たちの学校は来週調査が入るとの情報を仕入れたとの事。
 
来週・・・
そう、中国出発の週である。
よりによって、そんな時にと、パニック状態でメールをくれた先生に電話。
 
なんでも27日までに調査結果を中央に上げないと行けないらしい。
他にも色々な情報をもらい、今度は入管に電話・・・
 
しかし、直接電話すると、情報が漏れたと連絡をくれた先生にも迷惑がかかる。
とりあえず、一度審査機関へ電話することにした。
 
審査機関は、所轄入管が簡単な調査だから、誰かひとりがいればいいよ。
との事だったが、
いつ来るかわからない入管を理事長がどこにも行かず事務所で待てるわけがなく、
そして質問され、しどろもどろに答える姿を想像すると恐ろしくなり、審査機関に訴えると
 
渋々って感じで、
じゃ、いつからいないと連絡しておいてもいいんじゃない。と
 
形はどうあれ、審査機関の了承もとれたので、所轄の入管へ電話。
 
すると、明らかに嫌そうな対応。
何で電話してきたの?って言うのが声色から伝わってくる。
 
申し訳なく不在期間をつたえると、
事務所は一人しかいないの?と、怪訝な口調
すみませんと謝り、
こちらから調査の日程を尋ねても決まってませんの一点張り、
 
怒らせたかなっと・・・
気弱な声で再度不在期間を避けて、調査をお願いすると、
許可が下りるの遅くなってもいいんでしょ?と。
完全な上からの物言い。
 
半分泣きそうになりながら、電話を切り
私の説明不足で、完全に怒らせたかなと反省しつつ、
本当に意地悪されたらどうしようと、不安に・・・
これから長いお付き合いをするので、一番嫌われたくない人たちである。
 
調査報告の期日を考えると、週の前半でやってくれるだろう。
自分に言い聞かせ、なんとか平常心を保ちながら昨日まで過ごした。
 
そして、今日ついに入管から連絡があり、
明日調査に来るとの事。
 
出発前日。
入管職員もではなかった
 
今はあの時、電話対応してくださった方も天使のように思えてきた。
 
意味もなくひとりで事務所ではしゃぎ、
入管の方向に向かってガッツポーズしてしまった。
今は明日の入管の審査が無事終了することを願うばかり~
 
そして、ゆっくり中国を満喫したいと思いやす。