初出勤の日
 
全てがずれている職場でかなり不安であったが、
何事も無いかのように振舞うことにした。
 
中国人経営陣が帰り、
N校長はお弁当を広げ、一人でランチタイムを開始~
愛妻弁当らしい~
 
 
適当にお昼取ったらいいよ~
 
と相変わらずマイペースなN校長
 
お昼といってもまだ12時前
前の職場では引継ぎなどがあり、1時前に食べられればいいほう。
来客や学生につかまり昼抜きも当たり前だったので、
午前中からランチなんて・・・腹も減っていない。
 
とりあえず、愛妻どころか手弁当も持っていない私は
この辺はおいしい弁当屋がいくつもあるからというN校長の言葉を信じ、
弁当を求めて外出~
 
N校長の言うおいしい弁当屋というのは
味付けが濃く、質より量の土方の兄ちゃんたちが好むような弁当屋のようで
周囲にはそのような弁当屋しかなかった。
そこまでおなかの空いていない私は、弁当の量とお店の雰囲気に圧倒され、
後ずさりし、結局コンビニでおにぎりを買って学校へ帰った。
 
N校長の食事タイムも終わったようで、ちょっと郵便局までと、外出してしまう。
私はゴミゴミした居酒屋の片隅で一人おにぎりをほおばった。
 
食事も終わり、一人で仕事を再開するが、30分以上経ってもN校長は帰ってこない。
郵便局はここから5分としないとこ。なぜ???
 
片道5分の郵便局までのお遣いから1時間近くして戻ったN校長。
戻ってきたかと思えば、荷物をまとめ始めた。
 
 
ちょっと本屋まで行かないと行けないから今日はこれで失礼するよ。
 
 
不思議な行動に首をかしげるしか出来ない私。
仕事も無く、不慣れな場所に一人残ってもしょうがないので、一緒に帰ることに
 
 
退社時間 午後2時
今日だけ特別と思った退社時間だが、これがN校長の日課であることに後日気づかされる。