昨年2月26日
ついに足掛け10年近くお世話になった職場を離れる日がやってきた。
2月に入り、常に転職ブルーであったが、
最後の日はいたって穏やかな一日であった。
非常勤の先生方には前もって講師会で報告し、
まさか、私が辞めると思っていなかったらしく、目を丸くしていたが、
その日は何事のないように接してくれた。
学生たちには特に何も伝えず、
聞かれたら、『お見合い旅行』に行っている
と冗談でかわしてとお願いした。
相変わらず校長は、ブスっとしており、
ほとんど口も聞いていない。
午後2時に理事長に呼ばれ、理事長室へ
今日は細い目を更に細くした恵比須顔
急な出張が入ったらしく、業務途中での最後の挨拶。
最後に笑顔でお別れでき、ホッとした。
そのときに在職証明書を渡してくれた。
私が作ったフォームにサインと印鑑を押しただけのもの。
少しは修正してよ・・・と、なぜか虚しくなってしまった。
それと・・・と言う理事長の表情が少し強ばり、
校長に確認したら、承諾書はいらないっていってるから作ってないからね。
( 承諾書については以前ブログで書いた例のものです。
今日で在職してないから、いらないみたい。
常におおきな顔をしている理事長だが、
日本語学校設立の知識は結局校長には勝てないようだ・・・
さて、今度はその校長の番。
理事長以上に緊張していた。
与えられた引継ぎ完了を報告し、引継ぎになかった3月の卒業式の準備もほぼ終わったことを伝えた。
理事長に挨拶を終え、在職証明書をもらったお礼を伝えた。
すると、
就任承諾書のことは聞いたわよね。
あれは、申請を出す時に他校に在職している場合に必要なもので、退職後に申請出す場合にはいらないのよ。
確かに後で調べたら、必要なかったようだ。
後にN氏に伝えたが、あっそとだけの反応だった。
それより、その後に続いた言葉に
3月就任って変じゃない?普通は4月からでしょ?
審査機関もそれで大丈夫だと思うけど・・・
N氏の言葉より信憑性のある校長の言葉
それを早く言ってほしかった・・・
そしたら、急いで辞めることもなかったのに・・・
最後まで笑顔を見せない校長はやはり怖かった