まずは下の画像を↓
 
イメージ 1
 
山芋スープと読んだ皆さん
よくご覧あれ!!
 
『スープ』じゃなくて『スーブ』です。
 
 
「スーブ」とは勝負!!!のこと
 
 
昨日
うるま市伊波部落(集落という意味で差別的意味合いは一切ありません。)
で、毎年恒例の山芋スーブが行われました。
 
うるま市は沖縄でも有数の山芋の産地
この時期になると各集落で山芋の勝負大会が行われます。
 
山芋で勝負?
と思われた方もいるかと思います。
 
山芋といえば、長芋や自然薯のように細く長いものをイメージする方が多いと思いますが、ところがどっこい、全く違うものです。
イメージ 2
 
これが、沖縄の山芋。
この芋の一株からどれだけの芋が取れるか、重さで勝負するのです。
 
 
我が家も父が山芋を栽培しているため、山芋スーブに参加いたしました。
 
勝負は前日から・・・ 
 
イメージ 6
 
畑へ行き、
芋山の周囲を掘る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7ひたすら掘って
芋がグラグラするまで
掘って、土を払う。
 
 
これがかなりの重労働
 
 
 
 
 
やっと、掘り終わったと思いきや
真剣に勝負に挑んでいる父は「小さい」と言い出し、
もう一穴掘ることに・・・
 
かなり汗だくでした。
 
最後の掘り出しは勝負当日
部落の役員が回収に。
芋足したり不正しないように監督する意味もあるようです。
 
勝負前日、忘年会だった私は回収には立ち会わず
そのまま会場へ
 
聞くところによると、結局最初に掘った芋を出したとか・・・
 
一穴分、苦労させやがってと思ったが、どっちみちいつかは掘らなければいけないので良しとすることにした。
 
イメージ 8会場には部落のあちこちから
芋がぞくぞく集まってくる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3会場の片隅には
身体測定などで使う体重計が置かれている。
 
冗談でオージーたちが芋の測定の間に体重計に乗る光景も・・・
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
会場には100kg級
芋がゴロゴロ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、父の芋の結果は・・・
 
イメージ 5
 
 
たったの29kgでした・・・
参加賞として畑の肥料をもらい、なんだかんだで満足そうな父でした。
 
 
会場には婦人会が腕を振るった、山芋料理の試食会も
芋の炒め物、芋汁、サーターアンダギー、ゼリー
 
 
勝負終了早々、
面倒くさがりの父は
山芋を掘った穴にそのまま来年用を植えるといっている。
 
勝ちたいなら、多少は改良しろ~!!
 
 
こうして、今年も山芋スーブは終了。