最初の辞意を理事長に伝えてから、10日ぐらい経っていたが、いつもと何にも変わらない日々と業務だけが過ぎていた。
校長も何も言わず・・・
たぶん、辞めないだろうと見込んでのことだったと思う。
理事長にはっきり辞める意思を伝えるために、理事長にメールでアポを
すぐに返事が来て、理事長室へ
頭の中でどう言ったらいいだろうか、台詞を考えながら、中へ入る。
理事長はいつもの険しい表情とちがい、恵比寿様
のように微笑んでいる。
理:決心はつきましたか。いい答えを期待しています。
私:・・・。ご期待に応えられる答えじゃないのですが・・・。
その言葉を聴いて、理事長の恵比須顔は
一瞬にして地獄のエンマ大王
のような表情に
理:OK。わかりました。話すことはない
私:あの・・・
理:そんな学校全力で潰します
。
ひぇ~恐ろしい・・・前回お話したときは、あなたの選んだ道ならどちらでも応援するといったのに・・・
その時、理事長の本心が表れたような気がした。。。
私もその言葉を聞いて、心の中は怒りモードに、顔に出ないように下を向いて表情を隠した。
私:ご迷惑ばかりかけてすみません。
理:あなたのことを心配して言ってあげているのに・・・
中国人にこき使われていいのか?本当に信用できるのか?
私:はい・・・向こうの経営者も理事長にお会いしたいと申してまして・・・
理:いいえ、会う必要はありません。
人が手塩にかけて育てた人を取っていくやつなんて・・・
私:・・・
理:非常に悔しいです。
私は何も言えず、その後も下を向いたまま。話を続け・・・
そのあと、理事長は少し落ち着いたようで、冷静な口調にもどった。
理:もし申請が通らなかったらどうする。騙されているかもしれないし・・・
私:こちらにはこれ以上迷惑はかけられませんので、戻れないこと覚悟の上の決断です。
理:わかりました。じゃ、ここにはいつまでの予定ですか。
私:実は・・・申請の都合上、2月いっぱいで専任職を辞めたいのですが・・・
理:いいですよ。
私:ただ、業務も残っていますし、中途半端ですので3月までこちらで働きたいと考えています。向こうの経営者もそのようにするようにとの事でしたので、もちろんボランティアでかまいません。給料はいただけませんので・・・向こうが給与は出すと申しています。
理:そんなことできるの?浮ついた気持ちで集中できないんじゃないの?
私:いえ、与えられた仕事は最後までやります。
十年近くもお世話になったので愛社精神もありますし、他の職員にも学生たちにも迷惑かけられませんから・・・
理:わかりました。業務については、校長と相談します。
私:すみません・・・
理:正式な辞表提出後、他の職員に報告しますので
一通り、話が終わり、礼をし、退室しようとすると、
理事長が小声で「向こうとの事は私にだけ相談して」
最後の一言が非常に気になりながらも、理事長室をあとにしました。
理事長の「潰す」発言に怒りは収まらず・・・
N氏に報告がてら、不満のメールを送ってしまいました。
3月までは働けるかなと何故か安心していましたが、
その後、業務のことで更なる悩みが・・・
他の会社って、辞めるのにこんなに疲れるのかな?
前途多難の退職劇はしばらく続きます~