N氏に待たされ、イラつきながらも喫茶店へ
もう辞意も伝え、あとに退けない状態・・・
おじさんのところに早く行きたかったので、用件を済ませようと無駄話はせず、本題へ
N「カリキュラムを作ってほしいんだけど・・・」
私「学校の方針とかがよくわからないんですけど・・・」
N「コースは進学1年コースと1年半コースだから、進学向けのコースで」
私「・・・わかりました」
心の中ではまだ職員でもない人をこき使って校長のお前が作れ!と思った。すると
N「○○協会(審査機関)に、主任教員になる人が必ず作るようにと言われて・・・私が作ったのは駄目だと跳ね返された(笑)」
私「そうなんですか・・・」
おいおい、どんなの作ったんだよ。
今までの経験上、必ず主任と聞いたこともないし、カリキュラムで審査が通らなかったなんて聞いたことないぞ!?
N「サンプルがあるから」
私「はぁ~」
ならなお更、自分で出来るだろと思ったが、小心者の私は渋々引き受けた。
サンプルはあくまでもサンプルだったので、自分なりのアレンジと教材を選び、カリキュラムを作成しメールでN氏に送信。
訂正があれば連絡をと、添えて送ったのに、その後何の連絡もない。
後日経ってN氏から電話があり、
「ありがとう。助かった。一発でOKもらったよ。」
と、報告が・・・
えっ、何の訂正もせずに送ったの?
普通ならカリキュラム案を基に教務(教員)全体で修正したりするのでは?
この人、マジでやばい・・・
この人の下で働けるかな・・・
不安は募るばかりであった。
今の職場に移り、N氏が作ったというカリキュラムを発見!!
そこにはなんと
教科の名前と簡単な内容のみ。
学習目的や何を習得かがない。しかも、文法の授業もなくすぐに演習。。。
これでは、教師は何を教えていいのかさっぱりわからない。
その時はじめて、自分で作ってよかったと思った~