年が明けて、1月4日
仕事はじめ。
 
毎年恒例の職員の集合写真撮影。
いつもなら、理事長を真ん中に校長、事務長、主任クラスが前になって写真を撮るのだが、
今年は事務長も病気で休んでおり、自分もこれから辞めると伝えるのに前というのはねぇ~と、遠慮。
今年は後ろに並び、別の専任の女の先生を無理やり前に出し撮影。
年甲斐もなく、はしゃいで記念撮影終了。
 
お屠蘇をのんで、年末についたお餅を雑煮にして食べ、年始会は終了~
 
翌日、病気療養中の事務長が久しぶりに来た。
来たと言っても、車椅子に乗り、辞表を理事長に提出しに来たのである。
事務長は今年73歳で、数年前から体調を崩していた。
よく叱られたのだが、最近はその覇気さえなくなっていた。
それでも仕事を続けていたが、体力には勝てず、年末からずっと休んでいた。
 
学校立ち上げから10数年事務長として携わり、学校になくてはならない人であった。
辞意を聞いて、みんな涙
 
学校からは花が贈られ、事務長も涙し、挨拶。
 
自分もあんな風に送り出してくれるかな~など思いながら、
また自分の辞意を伝えるタイミングを逃したと思ってしまったと後悔。
しかし、その数日後、今度は自分の辞意を伝えることになる。