野犬の仔 チトー
昔「良いおっぱい悪いおっぱい」で当時時の人だった記憶がある詩人伊藤比呂美さんの本。
初めて読みました。
この人は何と言うか、愛情も一杯与えたいし一杯受け取りたい情熱というか愛情が多すぎる人に感じられた。
仕事のない人でも犬猫の多頭飼いは大変、特に犬は。
ましてや野犬の仔とは!
仕事もあって海外出張もあり、
留守になるのが分かっていても、
飛び込んでいくそのエネルギー。
何も諦めずに周りを巻き込みながら生きたいように生きていく、その力強さ行動力に圧倒されました。
そもそも持っているエネルギー量が違う、とつくづく感じました。
(野犬の仔は野に戻して自然に任せた方が良い気がする、と言う飼育員の言葉があったけど、何となく私もそう感じた。無責任なようだけど、もし許されるような環境の地域だったら。)