ヘニング・マンケルの「北京から来た男」を
読んだ。
(マンケルは昨年亡くなってしまったそうで残念。)
ヘニング・グマンケルの作品は4,5点読んでいるが
読み始めたきっかけは
BBCのTVシリーズ、刑事ヴァランダー。
6,7年くらい前から北欧もののミステリーに
興味が出て、いくつか読んできたが
「特捜部Q」などは、先に原作を読んでから
映像化されたものを見たと言う感じだったが、
ヴァランダーシリーズはドラマが先だったので
ヴァランダー刑事と言えば、
ケネス・ブラナーの顔が浮かぶ。
現代のスウェーデンとアフリカ、西部開拓時代のアメリカ
そして同時代の中国と、時代と場所を超えた
4つの世界が描かれる。
白人に隷属化されこき使われてきた
中国人たち。
西部開拓時代、
西へ西へと延びていった線路の枕木は
奴隷のように働かされた中国人のあばら骨で
出来ている・・というくだりがあるが、
過酷な労働を強いられていたのは間違いないだろう。
白人に隷属化されこき使われてきた中国人たち。
西部開拓時代、
西へ西へと延びていった線路の枕木は
奴隷のように働かされた中国人のあばら骨で
出来ている・・というくだりがあるが、
過酷な労働を強いられていたのが伝わってくる。
続く…