今日は「私は、マリア・カラス」 を見に映画館へ。
10年位前に、と思ったら、実は15年位前だったが、
「永遠のマリア・カラス」という映画を見て
マリア・カラスが一時マイブームとなり
カラスのCD3枚組も購入。
よく一人で車に乗る時に聞いていた。
今回の映画はインタビューと公演の時のフィルムからなる
ドキュメンタリー。
カラスは全盛期が私の小学校時代で,
遥かに昔の人というイメージだったが
今回の映画で若い頃から50代までのカラスを
良く見ることが出来た。
亡くなった時も,随分年配だった記憶があるが
なんと享年53歳!
若かった‥と今なら思う。
オナシスも今見ると結構良い男だった。
当時はすごいお爺さんと思っていた。
そして映画の感想は、とにかく歌声に感動。
車の中でもよく感動して涙を流しながら聞いていたけど、
それが今度は大スクリーンで見られて
音響も良く歌声も本当に素晴らしい。
思わず感動して、とめどもなく涙を流してしまった。
やっぱりYouTubeで見るのとは迫力が違う。
はあーーっ。
半年分から一年分くらいの涙を出してしまった。
お陰ですっきり。
私生活ではオナシスとの恋愛やら色々あったが
情熱的で素晴らしいアーティストだったと思う。
カルメンは悲痛なアリアのイメージが強いが
今回の映画の中でカルメンの中のハバネラを歌うカラスは
楽しそうで魅力たっぷり。
本当に幸せそうだった。
見ているこちらまでハッピーオーラが伝わって来た。
丁度私生活でも、トスカの中の曲名のように
「愛に生き恋に生き」ていた頃だったのだろう。
大スクリーンでカラスの歌を堪能出来て
とっても良かった。
映画館で見るべき映画だった。
公演のシーンでは、観客としての
若き日のエリザベス女王や
若いカトリーヌ・ドヌーブ、
美しすぎるエリザベス・テイラーの姿も
ちょっと写っています。