暇だったから行った図書館で遠藤賢司と荒井良二の『ボイジャーくん』という絵本を見つけた。
おお、こんなのあるんだ!と思ってすぐ空いてる席に座って読んだ。
すごくよかった。
優しくて宇宙に広がっていくけど小声で話してる感じ。
最後まで読むと付属のCDもあってそれは貸し出しはできないけど図書館内では聴けるということだったので受付に言ってCDを頼んだ。
図書館の職員の人はCDを探してくれたけどなかなか見つからないみたいで、途中からは二人がかりで探してたので「もしなかったらいいです」と言ったけど図書館の人も「もう少し探してみます」と言ってくれてしばらくしてCDが見つかったので3人で喜んだ。
今度はヘッドホンでCDを聴きながらもう一度『ボイジャーくん』を読んだ。
するとまた想像力がブワーっと広がる感じでまたすごくよかった。
遠藤賢司のアコースティック・ギターが美しい音色で語りかけるような優しい声の曲。
四畳半の部屋の中からフォークギターが鳴って宇宙まで響き渡る感じだった。
昔友達に借りたことがあったアルバム『夢よ叫べ』に収録されてた曲。
「それは君の悪い癖だよ 考えすぎだよ」
っていう歌詞が好きだった。(絵本では「悪い癖」というところは削ってあった。)
退屈な一日が急に素晴らしい日になった。