(いつもの記事の掲載はしばらく取りやめます。)
大規模地震が発生して既に2週間以上が経過しました。状況はどうでしょうか?当初、犠牲者は1万人を超えると報道されていました。現状、2万5千人を超えると報道されています。実際には未届者を含めると更なる数にのぼることが伝えられています。大変大きな自然災害です。一度にこれだけ多くの犠牲者が出たことに対しなすすべもなく、無力さを感じます。心からご冥福をお祈り申しあげます。
被災地での救援物資の供給が滞っています。ライフラインの復旧も一部地域に限定されています。被災地を中心とした復興活動に切り替える必要があり、このためには国から各企業への働きかけが必要です。
原子力発電所はどうでしょうか?中央制御室に電気が供給されましたが、未だ冷却装置の回復には至っていません。冷却装置の回復による核物質の封じ込め策で進められてきましたので、早急な対応が求められます。燃料棒の損失並びに核物質の漏えいは当初から懸念されてきたことですが、実に対応が遅いと言わざるを得ません。
飛散した核物質による汚染が各地から報告されています。特に野菜や酪農製品の出荷制限、水の接取制限が出ていることには大きな懸念を感じています。ただちに人体に影響を与えるレベルではないと思いますが、本来は検出されるべきでないものが検出されているのですから、事態を軽視してよいわけはありません。封じ込めが完了しない限り、周囲への核物質の飛散は続くと考えています。
多くの海外の方が日本を見つめています。被災地に対する思いやりや支援もそうですが、原子力発電所の事故から如何に立ち直るか日本の技術力が見つめられています。事故プラントの関係者だけでなく、日本の専門家、技術者の総力をあげて対応すべき事項です。
電力供給を如何に回復するか、東西日本の電力周波数の違いを見直す時期に至ったと考えています。原子力発電所の安全対策、リスクマネジメントも見直しが早急に必要です。電話会社、携帯会社の非常時回線の在り方も見直しが必要です。
今回の大規模災害を受けて、あなたは何を考えていますか?不満を抱いたり、種々の改善の必要性を感じられている方も多いと思います。実行に移しましょう。小さなことでも結構だと思います。考えたり、思ったりしているだけでは、何も前進しません。あなたが考えたことを実行に移すこと、それが今必要なのだと思います。