サントリーホール ガラコンサート Part2
ガラコンサートの続きを書きましょう![]()
一部はほぼ、ピアノが主役です。
印象に残ったのは、ショパンが愛したという エラール社のピアノ 。(このURLの3つ目に登場)
サントリーが所有しているこのピアノはある方から譲りうけたそうですが、そのままではとても
使い物にならず、関西でピアノを専門に扱っている山本さん というプロが修復したそうです。
それも、非常に古い、貴重なピアノなので、失敗してはならない、と
自分が所有していた同じエラール社のピアノをまずは実験台にし、
サントリーのエラールを修復するにあたり、不足している部品はご自分のピアノの部品を
移植?したそうです。見事に復活したエラールで、小山実稚恵さんがショパンのバラードを奏でてくれました。
素晴らしい音でした。
また、修復された山本さんご自身が登場し、修復の際の逸話をお話してくれましたが、
非常に素朴な方で、とても控えめなトークでした。
そのほか、チャイコフスキーコンクールのピアノ部門で1位なしの2位になったミロスラフ・クルティシェフさんの
ピアノと神尾真由子さんのヴァイオリンという豪華なカルメン幻想曲。
80歳という高齢のイェルク・デームス氏のピアノも素晴らしかったです。
とても優しいピアノでした。
一部の最後はNYからやってきた5人兄弟姉妹のピアノの五重奏です。
全員、ジュリアード音楽院で勉強したという秀才で、まだまだ若いこれからのアーティストですが、
とっても息があって素晴らしかったです。
盛りだくさんの1時間半。一部が終了し、30分の休憩が入りました。
さて、後半もとても楽しかったです![]()