ある昼下がりの出来事・・ | うさちゃんの徒然日記

ある昼下がりの出来事・・

先日の土曜日のことでした。

ある駅のスーパーに立ち寄って買い物をしていたとき、突然、子供のすごい泣き声が響きます。近くの人たちは何事かと注目・・

3歳くらいの男の子がお母さんにどうやら駄々こねて泣きわめいているようです。

理由は、男の子が床に落としてしまったバナナをお母さんが買い物かごに入れたのが気に入らなかった様子。バナナを戻せとわめいているけれど、お母さんは落としてしまったバナナは傷んじゃうから、買わないといけないのよ・・とレジに並んでいます。

しばらく様子を見ていたのですが、男の子はちっとも泣きやみません。お母さんも困り気味ですが、会計を済ませて出口に向かおうとしています。その時でした、近くにいたおばさんが男の子に「そんなにお母さんを困らせるものではない・・」と叱り始めました。話はよく聞こえなかったのだけれど、3分くらい、男の子にお説教していました。すると、男の子はぱたりと泣きわめくのを止めたのです。全然知らないおばさんに注意されたのがかなり利いた模様。お母さんの側にひっついて、一緒に帰っていきました。

きっと、近所の大人が見知らぬ子供に注意する、ということは、30年も前のことなら見慣れた風景だったのでしょうが、最近、めったに見かけぬ光景ですよね。

でも、この光景をみて、大人が見知らぬ子供であっても、きちんと物事を教えるということが大切だなあ・・と思ったのでした。

最近は、何しろすぐに切れる若者も多いので、見知らぬ人に注意する、なんて、なかなか怖くてできないけれど、本当は悪いことは悪いこととして、その場で注意することが社会にとって必要とだとうさちゃんは思ったのでした・・