
空港に着いてイエローキャブに乗るつもりが、いつのまにか「Bay 19(支柱19)」に誘導され、マカティーまでなら1700ペソ!空港のタクシーだから安心だよ!と言われ「白タク」に。なんでやねん!?まだやってるんですねぇ、こういうこと。とりあえず、どんな具合になるか興味があったので、そのまま乗ることにしました!
タクシーに乗るやいなや、お金を先に払えと。1700ペソって聞いていたので100ペソ札を17枚渡すと、誘導してくれた人が数え始め800ペソを抜いて、残り900ペソを赤シャツのドライバーに手渡した。おい!そんなに抜くのかよ!で、出発するかと思いきや、もう1人が助手席に乗ってきて、どこのホテルに行くんだ?と聞かれ、行き先を告げると赤シャツにタガログ語で伝え、出発した。鍵を閉めろって言われ、締めたはいいけど、いかにも怪しい雰囲気満載(笑)
空港を出ると、すぐに公園内のパーキングに車を止め、ドライバー交代。そこまで運転してきた赤シャツは100ペソを手渡されてどっかに消えていった。それだけ!?助手席に乗っていたドライバーが実は正規のドライバーらしく、コイツは800ペソを自分のポケットに。なるほど。マニラの空港では車を駐車できないから、赤シャツのドライバーにぐるぐる周回させて、カモが見つかったら呼んで、近くのパーキングで交代。それだけのために赤シャツは雇われていたようだ。100ペソと言えば270円くらい。全体の金額からすると小さいけど、これで貧困層からは脱却できるわけだ。にしても、営業代行?アフィリエイト?ちょっと取り過ぎじゃない?(笑)
さて、マニラ空港第二ターミナルを出てすぐ前にあるのが「Information」の文字が書かれたカウンター。その前にはホテルの名前の書かれた看板を持った人たち。ホテル宿泊者の名前が書かれているので彼らの到着を待ってるんだろう。当然、そんな光景を目にするとインフォメーションは信頼のおけるカウンターだと誰しもが思うに違いない。けど、19番の支柱に!って言われたのは紛れもないこのインフォメーションカウンターにいる男からだ。
未だにみんなぐるになってこういう商売をやってるんですね。空港職員までグルになっているともう分かんないですよね。という訳でみなみなさん、ニノイ・アキノ国際空港第二ターミナルに着いたら、「タクシーはどこ?」と言わず、「イエローキャブはどこ?」と聞きましょう(笑)少なくとも、「Bay 19」と言われても行っちゃダメですよ(笑)イエローな空港タクシー以外はダメですよ!黄色に乗っても場合によってはボラれますが、しれてます。
ちなみに、イエローキャブって確か、出口を出て左方面に行くとあったと覚えてるんですが、定かじゃありません。ご存知のかた、コメントをお願いします。
では、お気をつけて(笑)
ちなみに、写真はフィリピンの国民的移動手段、ジプニー。8ペソくらいから乗れてとても危険なんです。安価に乗れるんですが、日本人はよほどのことがない限り乗らないようにと。僕も一度しか乗ったことないです。
にしても、2年前と比べると、綺麗な車がめちゃくちゃ増えましたね。経済成長率6%を誇る東南アジアの雄。これからの東南アジアはフィリピンが牽引すること間違いないですね。
空海