聾学校に来るといつも思う。
無理しないでいい。
そのままでいい。
こちらが働きかけなくても、お願いしなくてもなんでも分かってもらえる。
親も子も安心できる。
広い校舎に不釣り合いな人数の生徒たち。
それでもこの聾学校は一学年に四人~六人いるので、他よりも多いらしい。
少ないからこそアットホームで暖かい感じ。
先生と生徒たちがいつも楽しそうに話しているのが聴こえる。
小学部も高等部もみんな変わらず楽しそう。
よく、聾学校は手話で話すから静かだというけど、そんなことはない。
みんな良く話すし、良く笑う。
問題なんてなさそうに見える。

だけど、いまの聾学校は聴こえに対して本当に専門的な先生が少ない。
養護、盲、いろんな特別支援学校の先生が聾学校にやってくる。昔からいた熱心な先生方はみんな出ていってしまった。
専門性を求めるならSTに任せた方がいいのかもしれない。

養護学校から来た先生方は優しい。
出来なくてもいい。
がんばらなくてもいい。
でも優しさだけでは育たないものがある。
盲学校から来た先生は重度難聴の息子が聴こえる事にびっくりする。
何度も何度もどの程度聴こえるのか確認してくる。
何年前の知識なんだろう。
人工内耳のない時代のことしか知らないのかな。
どれだけ聴こえないと思っていたんだろうといつも不思議に思う。
親はつい、先生に専門性を求めてしまう。
でも、基礎の大切な幼稚部は別として、小学部以降はどこから来た先生でも、変わらなかったりするのかな?
ちゃんと勉強を教えてくれれば。
聾学校の子供たちは楽しそうだし、いきいきしているように見える。
親がどう思おうが、子供が楽しいならいいのかな。
うちの子はどうなんだろう?
本当の居場所をいつも考えてしまう。
選択肢がないなら考えないことなんだろうけど、あるからこそ時々考えてしまうのかも。
この先。小学校はこのままでいいとして、中学校はどうする?
来年あたりから本格的に探らねば。
このまま進むか、難聴学級を新設するか←(人数集まらなくて絶対無理だけど)聾学校に進むのか。
ふ~精神的に疲れるし怖いわ。
がんばれ自分!!