ろう学校の講演会、座談会で思ったこと。感じたこと。ずいぶん前ですけど。。
講演をしてくださった大学生の軽度~中程度難聴の方のお話し。
今、通っている大学は情報保障をしてくれているそうです。
受験すると決めてから、見学、受験、入学後までをきめ細かくサポートしてくれたのだそうです。
いい大学ですよね(‐^▽^‐)
しかし、いざ入学してみると、自分は何をしてほしいのか。どういう風にフォローしてもらいたいのかまったく思いつかなかったのだそうです。
保育園から高校まで、情報保障などなく、授業で聞き取れないことがあっても、すべて自力で進研ゼミや参考書をたよりにがんばってきたそう。
(進研ゼミは予習するには良い教材だと思います。誰かに教えてもらわなくても自分ひとりで出来るようになっているので)
だから、人に頼ったことがない。
どう、人に頼っていいか、わからない。
今まで誰にも頼らずにできたのだから、大学でもフォローなしで行けるんじゃないか。
最初は、やっぱり情報保障なんてなくても平気!分かるから大丈夫!なんて思っていてたのだそうです。
でも、試しにパソコンでのノートテイクをお願いしたら、
「自分がすべてだと思っていた情報よりはるかにたくさんのことが授業中に語られていたんだと言うことが分かった」
と衝撃を受けたのだそうです。
たわいもないような雑談の中にもいろんな情報が入っている。
そういうことを知らないまま、いままで生きてきたんだ。
情報保障がどれだけ大事だったか。いままで受けてこなかったことが悔やまれる。と、
大学では情報保障をしてくれているところが多いですが、
小、中、高は、ほとんどないですよね。
ずっと普通の学校に通っていた難聴児は、人にお願いしたり、助けを求めたり、自分の不便なところを説明することが苦手になってしまうのかもしれません。分かっていないとも言える?
周りに合わせ、普通の子と同じようにやらなければならない。
面倒に思われたくない。
気を使わせたくない。
迷惑をかけたくない。
だから、頑張って自分で何とかしなくてはいけない。
わかったふりをしなくちゃいけない。
そういう生活をずっと続けてきたんだから。
ちょっと切ない。
もっとがんばらなくてもいいように、助けをちゃんと求められるように、わかってもらえるようにしてあげたい。
そのためにも私も積極的に学校に訴えて行きながらも、
子供自身も自分のことをもっとわかるように教えていかなければいけないなと思いました。
自分がどれだけ情報が足りていないかなんてきっとわからないでしょうしね。
先輩のお話はためになりますね。考えさせられます。
時代は刻々と変わっていく!
障害者に優しい世界になっていくよね?
良い方向にむかっていければいいなと思います。