ここ最近、

この様子では中学受験なんて

到底無理だろう

 

という思いが

恥ずかしながら

現実味を増してきました。

 

 

娘が塾を辞めて

私が家族と距離をおいたとき、

 

主人は中学受験に関する全てをやめよう、

学校に行ければ

それでいいんだから

と言いました。

 

それを私が

 

あの子がいつか

戻りたいと思った時に

戻れるようにしておきたい

 

そう伝え、何度も話合った結果

映像授業を取り入れることにしました。

 

それは娘の

いつか戻る日があったら間に合うように

自分のペースで進めたいという

娘の意思でもありました。

 

 

今まで負担だった

塾の授業や宿題から

解放されたことはいいのですが、

 

やはり集団とは

雲泥の差があるように思えました。

 

ストレスはなくなった分、

当たり前ですが成績は下降しました。

 

息子は娘のように

一番上のクラスにまでは

いきませんでしたが

 

努力すること、

親の意見を聞き入れる素直さ、

あきらめない継続力

 

この3つが揃っているので

これからも頑張れるような

気持ちがあるのですが、

 

娘は飽きっぽく

親の言う事は聞きたくない

嫌だと思ったらやめたい

 

そんな風なので

何かきっかけがないと

中学受験は無理だろう

という思いが強くなりました。


 

苦手な算数について

解らない問題が

そのままになっている状況をみて

 

ここの解き方はね、

といったところで

 

聞きたくない!

とどこかに言ってしまう。

 

また別の日は

ここ一緒に解いてみようか、

といったところで

凄い眉間にしわを寄せて

はあー?! したくないんだけど

 

と居なくなる。

 

もう親子関係のやり直しからしないと

私も自覚しました。

 

しかし

親子の仲としては

通塾してた頃よりもはるかに良好ではあります。

 

娘は勉強以外であれば

とてもいい子で

 

春休みは

午前は勉強(映像授業含め自主学習)

3時を目安に毎日のようにお菓子作りに没頭

 

仕事から家に帰れば

お皿洗いも洗濯たたみも終わっており

 

お母さんを楽にさせたいから

と嬉しいことを言ってくれました。

 

また家の掃除が大好きで

自分の趣味と公言しているほど

きれいに整えてくれるので

 

どの子にも得意不得意があるのだと

納得した部分もあります。

 

帰りがどんなに遅くなっても

娘とは2人の楽しい時間を持つようにしており

(これは塾に行っていた頃は

宿題に追われて中々できなかったこと)

 

時間よりも濃さを大切に

過ごしながら

新学期を迎えました。

 

 

順調に塾に通っているお子さんや

親子二人三脚で取り組めてるご家庭をみると

 

何がダメだったのかなと

私も落ち込むことはありますが、

 

娘には

自分の好きなことを追求したり

興味のあることに目をむけて

 

家族が娘に気を使うことなく

ゆったり過ごせるように

私も努力したいと思っています。


小さい頃から

公文やら習い事ならなんやらで

娘には大変苦労してきましたが、


本当に大切なものが欠けていた事に

やっと気づけてきたのかもしれません。



子育てって

難しい、


これが《奥深い》と思えるようになれたら

自分も成長できそうです。