前田裕二さんの本。

 

 

読了。

 

 

そもそも、テレビあんま見ないので、前田裕二さん自体を知らなかった。

 

 

メモといえば、赤羽雄二さんの「0秒思考」で威力をまざまざと感じているところで、「メモの魔力」と言われて、西野さんやら堀江さんやらにチラチラ出てくるので、こりゃもう、ということで。

 

 

 

メモすることにより、

 

「ファクト」→「抽象化」→「転用」

 

という思考を促進していくことが真骨頂。

 

 

 

 

「ファクト」は事実を積極的姿勢で構造化し掴む。

 

「抽象化」でそのファクトから引き出される気づき、本質を深掘りして引き出す。

 

「転用」で、その本質から何に応用できるのかを考え、アクションまで落とし込む。

 

 

 

フレームは違うが、赤羽雄二さんの「0秒思考」によるメモの考え方と、本質的に非常に近くて、やっぱそういうことなんだなぁと改めて思った。

 

 

 

本書の方が全体の意味づけやフレームについても体系化されて説明していただいている感じ。

 

赤羽さんの方がもっとザクっとシンプルに明快、やればわかる、的な感じ。

 

どっちもそれぞれよい。

 

 

 

それで、本書の中で

 

「粒度」

 

という表現が出てきたが、この言葉はとてもしっくりきた。

 

 

 

何を考えても、どうしたいと思っても、具体的アクションまで落とし込めない状態で止まってることって結構あって。

 

 

「こうする」の粒の大きさがまだまだ大きくて、アクションを取れてないことってよくある。

 

 

 

つまり

 

「スキルアップのために今年中に◯◯という資格を取る!」

 

は良いんだけど、

 

 

 

で?

 

 

 

それはアクションではないので、結局速やかに具体的アクション、すぐ動ける「粒度」まで細かくしないと、何も動けないのよね。

 

 

 

少しブレイクダウンして、

 

「何から始めればいいのか調べる」

 

ならば、さらに

 

「◯◯さんに聞くためにアポイントをとる」→いつ電話する?

 

「ネットで参考書の口コミを調べる」→いつ調べる?

 

「書店に行って立ち読みして良いのを探す」→いつ行く?

 

 

少なくともここまで粒度を落とさないと、具体的アクションとして進まないんですよね。

 

 

 

 

それで止まっていること、いっぱいありません?

 

 

 

 

「いつかやりたい」

 

 

「こうなったらいいなぁ」

 

 

 

は、永遠にやらないし、そうはならない、ということ。

 

 

 

 

この「粒度」という言葉は、すごく大切な言葉になりました。

 

 

個人的にはこの単語だけでもこの本を購入して読ませていただいた価値がありました。

 

 

ありがとうございました。

 

 

やりたいことがあるならちゃんとアクションを取れる「粒度」まで細かくできているか、これ重要です。

 

 

 

 

本書のあれ、あのー、なんだ、ああ、メモ、メモ!(忘れっぽい)

 

 

それはまだこれから体験していくところだけど、赤羽さんの0秒思考で十分体感しているところでいうと

 

 

メモの魔力は、ある!

 

 

やる価値、むちゃくちゃあり。