どこに住んでてもyoutubeやSNSから、溢れる才能が市井の人の支持を受けて、ものすごいスピードで音楽シーンのトップに躍り出る。

 

 

すごい時代だな。

 

 

もちろん音楽に限った話ではなくて、総クリエイター、総アーティスト時代ですね。

 

 

 

ひょっとしたら以前なら、住んでる場所の制約や、結果的に機会を得ず埋もれていたかもしれない才能ってのはきっとたくさんあって、それがインターネットという機会を入り口にどんどん飛び出していく時代なのかも。

 

 

 

松岡亮二さんという方の「教育格差」という本を読んでいる中で、昔も最近も変わらず存在してきた、教育格差。

 

 

それは、生まれ落ちた教育環境や、住む地域により歴然と存在していることが圧倒的説得力で語られていて、おおーってなっているが。

 

 

インターネットを起点に、爆発的な才能が”いわゆる地方から”ダイレクトに出てくる様子を感じていると、インターネットが何かを解決するのかもしれない。

 

 

少なくともインターネットを通じて、「俺でもできるかも」と思えることは大きいかも。

 

いや、というか、昔よりも「それは都会の話だからなぁ」「米子ではとてもとても」という諦めを感じる必要がない(少し上の世代の方からはそういう言葉が出てくることをまあまあ感じる)。

 

 

「できてる人を見れる」「やり方調べられる」、こういうことも大きいのかも。

 

 

 

 

 

ちなみに、僕の身の回りでも、鳥取県米子市、といういわゆる田舎なのですが。

 

 

ここ数年の間に、活躍している人が米子市からボコボコでだした。

 

 

今回の東京オリンピックに米子市という小さい街から4人も代表が出場したり(そのうち1人は金メダル)、ヒゲダンの藤原くん(ボーカル)たちなんかもそうだし、広島カープの九里くん(最多勝)なんかもそう。

 

 

それまでは、米子出身の、といえば、うーん、 誰だろう、あ!この人いた!という感じだったんだけど、これは米子がすごいとかいうことを言いたいのではなく、本当にこれは全国的な流れだと思ってる。

 

 

なんか、明らかに僕が生きてきた40年間とは違う感覚を感じてます。

 

 

地方ののびのびした環境で育った個性的な才能がどんどん活躍し、日本全体をリードする、面白いことになってくる気がしています。

 

 

それは都会に集結して、都会でどうこう、ではなくて、Jリーグのクラブのように、各地方を拠点として日本全体を盛り上げていく、そんな時代が来そうな気もします。

 

 

楽しみだなぁ。

 

 

そういう時代の一翼を担えるように、精進していきましょう。