人の手は温かいが機械の手だと伝わらない | 久遠屋EGGMAN

人の手は温かいが機械の手だと伝わらない

何でもやっぱりアナログがいいと思うのです。


デジタルはどうも味がない。


ビデオやカメラもデジタルでクリアになったけど


その分味わいがなくなった。



今そこにいる風景を忠実に再現するには適しているかもしれないけど


そのかわり空気感は失われた。


目先の利益を追うばかりに大事なものを失ったかのよう。



デジタルには万物の息吹が感じられない。



フィルムは光の当たった銀が酸化して、それを酢酸で洗い流すと像が浮かび上がる。


どれも自然に存在する原理を応用したもの。


映像は1秒間に24コマの連続写真からなる。



音は空気中を振動することで聞こえる。


レコードなんかは溝の凹凸を拾い上げて増幅させている。


やっぱり自然の法則。




そこにあるものを完璧に正確に伝達しなくても


おおよそで伝わればいいと思うんだ。


何となくで。



音楽ならば聞こえなくてもいいところは聞こえなくていいし


映像も見えなくていいところは見えなくていいと思う。


全てが全て見えない、聞こえないからこそ


想像力がかき立てられ余韻に浸ることが出来るんじゃないかい?



文字もきれいで完璧なデジタル文字より


汚くても味わい深い手描きのほうが想いは伝わる。


絵もCGでキレイに描かれたものより


鉛筆でフリーハンドで描いたもののほうが柔らかく温かい。



デジタルで便利になったけども


本来の深みは損なわれてしまった。


デジタルは何度もやり直しがきくけれども


本当の時間は過去には戻らない。




でも人生が少し戻れるのならば、デジタルでもいいや。