人は人との出会いによって成長し人生を形成していくものである | 久遠屋EGGMAN

人は人との出会いによって成長し人生を形成していくものである

珍しく土日に更新。


第6章「音楽活動への復帰」



記憶が定かではないので、出来事が多少前後しているとは


思うが、なるべく思い出しながら書いていこうと思う。



何故ビートルズのコピーバンドなのか。



特に理由はなく、始めるなら昔を思い出して


ビートルズのコピーから始めてみようかなと思ったんじゃないかな。



そこでビートルズのメンバー募集をしている掲示板に何気に


書き記した。


「ドラム募集」と。


そしてベース加入希望の方の欄にも書き込む。



両方とも幾分も待たずに返信が来たと思う。


もちろん掲示板なので、相手の技量や容姿はわからない。


が、ひとまず顔をあわせることになった。



ネットで知り合った人とオンタイムで顔をあわせるのは初めての経験。


百貨店前で集合した我々は共に緊張した面持ちで初面会を済まし


近くの喫茶店で色々話し合った。


やはり好みが共通した者が集まると初めて同士でも話が盛り上がるもんだ。


いつのまにかバンド名まで決めていた。



後日リードギター予定の人を連れてスタジオに入る。


数曲合わせてみた。


が、なんだろう。


なんだかしっくりこない。


ドラムの人はなかなかに達者で、ピアノまで披露していたが


ベースがちときつい。


彼の歌も艶がない。


リードに至っては素人同然だった。



ん~。



スタジオの近くの喫茶店で一服しながら、あーだこーだ話してその日は解散した。


まあこれから練習していけばなんとなく形にはなるかな、と思いつつ


僕にとってはまだ様子見のところがあった。



そんなある日ベースの子のHPを見た。


なんと気の早い。


いつのまにかうちらのバンドのことが大々的に載ってある。


まだ何もしてないのに。


よほど嬉しかったんだろう。



でも逆にこれが僕を大いに引かせる要因になった。


おいおいちょっと待て、と。


先走るんじゃないよ。


まだ何の形も呈してないものをそんなに宣伝すんなよと。



一気にやる気が失せた。


皆で話し合った結果、僕は彼を解雇した。


悪かったとは思う。


後日彼を再会する機会があったが


あきらかに気まずい態度。


一応お互いに大人なので、それなりの配慮でそこは収めたが。



その後このバンドは2回目のスタジオを迎える前に消滅。


しばらく経ってからベースの子は自分でバンドを立ち上げたようだが


僕はまた引きこもることになる。




確か時期的にもこのあたりだっと思うんだけど


どうだったかな。



そこは小さいバーなのだが、セッションできるということで


友人がどこから仕入れてきたのか小さなチラシを元に


僕らはそこに向かう。


そしてなかば強引ともいえる形で僕らはセッションに参加した。


まあ当初よりそれが目的でもあったのだが。



しばらくぶりに弾いたギターは、やはり思うようには弾けず


まあそれでも何とかかんとか乗り切ったように思う。


その後僕らは割りと頻繁にこの店に通うようになり


幾多の人たちと出会うことになるのだが


元々皆から尊敬の眼差しで見られるようなプレイが


出来なかったうえに社交的ではないから


あんまり僕のことは覚えてないとは思う。


それでも別に僕はかまわないんだけどね。



でもこのときのセッションがきっかけだったと思うんだけど


本当に何年かぶりに僕はギターを購入した。


エピフォンカジノ。


何本目かな?



1本目・・・中学1年のときにダイエーで購入したフォークギター。


2本目・・・中学生の終わり頃リサイクルショップで購入したフェルナンデスのギター。


3本目・・・友人からもらったフェンダーのストラトキャスター。


4本目・・・初めて楽器店で買ったSG。メーカーは忘れた。グレコだったかな。


5本目・・・タカミネの12弦のアコースティックギター。


その次だから6本目になるのか。



上記のSG以外はまだ所有している。


リサイクルショップで買ったフェルナンデスのギターは、塗装をはがしナチュラルバージョンで


つい数年前まで使用していた。


SGは友達に貸してそのまんまどこに行ったか消息不明。


気に入ってたのに・・。



まあ6本目となるカジノは非常に弾きやすいギターで


今でもお気に入りの1本。


安いわりに音は悪くない。


しばらくの間、このギターが僕のメインとなる。




その後DTMでビートルズコピーをしたり、オリジナルを作ったり


先ほどのバンドで一緒だったドラムの人から誘われて


イベント出演のためのビートルズコピーバンドに参加したりしていた。



このバンドは先ほどのバンドより遥かにしっくりきた。


というより音楽になってた。


ドラムもベースも、そしてなによりギターがよかった。


キャラクターもいい。


僕にとってはドラム以外は初めて会う人たちだったけれど


わりとすぐ打ち解けることができた。



唯一の難点は、ドラムとベースの奪い合いがあったことぐらいか(笑



イベントに出演するにはテープオーディションに合格しなければならない。


5~6曲程度練習して応募した結果、落選。


いけんじゃねーか?と思ってただけに残念。



これにより目的を失ったこのバンドは解散。


しかし僕はこの人たちとこれで終了するのがもったいないと思った。


そこで以前からオリジナルをしたいという話で盛り上がってたベースの人に


「一緒にオリジナルバンドしませんか?」


と声をかける。


もちろん彼もその気満々。


即答で決定。



しかし僕の本来の目的は彼よりもギターの人にあった。


ここで知り合ったのも何かの縁。


これで離れ離れになるのはもったいない。


同じようにオリジナルバンドに誘う。


一旦保留ということでその日は帰ったと思う。



ちなみにドラムの人にも同じように誘ったのだが


彼はオリジナルバンドはしたくないということで断られた。



後日、ギターの人から参加表明を受け、僕は他のメンバー集めに奔走する。




そうそう、思い出した。


この後キーボードの女性が参加するのだが、彼女との初めての出会いは


彼女がやっていたユニットに僕の古くからの友人が参加していたのが


きっかけだった。


その友人というのが、僕がバンドを始めるきっかけとなったあの茶話会で


キーボードを弾いていた奴だったのだ。


彼との逸話は山のようにあるがそれはまた後々お話するとしよう。



実はそのキーボードの彼女のライブのときに紹介された彼女の友人の女の子と


僕をセッションバーへ連れていった友人と僕の3人でユニット組もうぜ!という話になり


その日の打ち上げは大いに盛り上がった。



バンド名は「IMO」。



ただの芋焼酎からきたイモをアルファベットに置き換えただけである。


そしてそれぞれイモンヌ、イモーキー、イモレモンなどと名乗り


活動する、予定だったのだが、ボーカルの彼女「イモンヌ」の歌声を聴いて


謎のユニット「IMO」は活動しないまま終了した(笑


ありゃ歌じゃねーよ(笑




とまぁ、そんなギャグみたいなこともありながら僕はそのとき出会ったキーボードの子に


声をかけ、一緒にバンドをしないか?と持ちかける。


彼女はその場で即答してくれた。


そしてセッションバーで知り合ったドラマーを引き入れ


新しくオリジナルのバンドがめでたく結成された。



その名を「Eringi」




次回は第7章「エリンギ」