映画「劇場版"文学少女"」観ました(一部ネタバレ含む注意) | 徒然なるままに

映画「劇場版"文学少女"」観ました(一部ネタバレ含む注意)

TOHOシネマズ川崎で、映画「劇場版"文学少女"」を観てきました。
小さめのシアターが、ほぼ満員。
客層はアニヲタさん中心。男女比率は男性3:女性1くらいの割合。
しかしアニヲタさんって、一目見ただけでアニヲタさんだと分かってしまう人が多いのはどうしてなのだろう。
「いばらの王」と連続して観たのだけれど、半分くらいのお客さんが私と同じように連続して観ていたような気がする。同じ顔を2回続けて見てしまうと、なんだか微妙な気持ちになってしまう(苦笑)

内容は、原作の全てのエピソードを劇場版として1つにまとめて再構成した内容。原作を読んだ人も未読の人も楽しめるように作られている。
原作ファンの私としてはやや物足りない点はあったのだけれど(原作にあった多くの見どころが尺の関係でカットされていたりなど)、完結した物語としては面白かったと思う。
原作の、主要登場人物の心の闇を描いていく部分を読んでいて、ここまで堕としちゃって良いの?ってくらい堕としていく感じがすごく好きだったのだけれど、劇場版でもしっかりと登場人物の心の闇を描いている。(劇場版では、美羽篇をベースにしているためか基本的には心葉と美羽のみ。原作では他のキャラもそれぞれ心の闇やちょっとした悪意、不幸のタネを抱えていて、こちらが思わずどきりとするように鋭く描かれている)
しかし観客をただ闇に突き落とすのではなく、きちんと救い要素が用意されていて、遠子先輩たちの優しさによって、心葉と美羽は救われていく。
(いろいろとカットし過ぎたためか、ややご都合主義に思えてしまう感じもあったけれど。そこはやむを得ないところだろうか。原作では遠子先輩にも闇の部分が描かれており、「単純な良い人」だけでは終わらせない展開が用意されている)

アニメ化ならではのポイントとしては、
遠子先輩の三つ編みがピョコピョコ跳ねたりとか、本を食べて悶える姿とかがとても可愛くて良い感じ。
ツンデレ担当のななせは、今作では「ツン」の部分がほとんど抜けて、「デレ」だけになっていた気が(苦笑)
竹田さんとか全然活躍してなかった気がする(苦笑)
櫻井流人の扱いはもっと酷くて、2シーンくらいにしか出てなかった気が(苦笑)
でもそれはそれで、原作ファンはそれらをネタにできて面白いのかもしれない。

以下、5段階評価。ちょっと甘口かも。

■劇場版"文学少女"(2010年日本)
ジャンル:邦画アニメ/ミステリー/ラブコメ
ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
意外性:★★★★
癒し:★★★★★
音楽:★★★★★
総合:★★★★★