映画「ターミネーター4」観ました(致命的なネタバレ含む注意) | 徒然なるままに

映画「ターミネーター4」観ました(致命的なネタバレ含む注意)

チネチッタで、映画「ターミネーター4」を観てきました。
金曜夜。
先行公開ということもあるのか、それなりに大きなシアターにも関わらず、ほぼ満員状態。
スクリーン近くの前方の席にもかなりの観客がいたほど混雑していた。
以下、感想。

やられた。
よくある単純なヒーロー物だと思って油断していた。
まず、アクションのスケールがデカい。ただただ圧倒される。
まあ確かに、派手なだけ、と言われればそうなんだけれど、派手なものは派手なものなりに、やっぱりすげーなぁ、と思わせるものがある。
CGと実写が上手い具合に融合されていて、どこまでが実写でどこからがCGなのかを考えるのがまた楽しい。
冒頭のシーンはいったいどうやって撮影したのだろう。ヘリが墜落するシーンなんかはノーカットで撮影しているように見えるけれど、上手い具合にシーンを融合した、ということだろうか。作品中の至るところにお金をかけている感じが伝わってきて、さすがハリウッドだなぁ、と(苦笑)

また、随所に「ターミネーター1」に使われている各種のネタが盛り込まれていて、そこも面白かった。過去作品を観ていない人も楽しめる内容だと思うけれど、テレビで「1」を観た人は、そういった部分でも楽しめそう。過去作品を観ることで面白さが数倍増しになると思います。

物語の内容は、人間対機械。この設定は古いSF映画などで非常にありふれた設定だけれど、今作は、よくありがちな勧善懲悪系の単純なアクション映画かと思いきやそうではない。人間と機械の中間的な役割を持つ人物を登場させることにより、物語により深みを増すことに成功している。

こういったシリーズ物は、過去作品の設定が大いなる障壁となってしまい、過去作品の枠に縛られて駄作が量産化されてしまうケースが多々見られるが、今作では、過去作品の設定を上手く生かしつつ、新たな物語として生まれ変わっている。
最近「13日の金曜日」のリメイク作品も観たけれど、過去作品の良い部分を上手く抽出し、新しい作品作りに活かしていく、というのは、ある種のセンスが必要なのだと思う。それが成功した場合はとても面白い作品になるけれど、失敗した場合は世にも悲惨なものが出来上がってしまう。世の中に出回っている作品は残念ながら後者の作品群もかなり多いと思うけれど、今作の場合は紛れも無く前者であることは断言して良いのだと思う。(ああ、こんな文章、なんか営業文句みたいだなぁ(苦笑))

しかし、ラストシーンだけは、いろんな意味で、思わず笑ってしまいそうになった。
「7つの贈り物」という映画を観てしまったので、この種のラストシーンには、どうしてもそのイメージを引き摺ってしまう。素晴らしい自己犠牲精神だとは思うけれど、「7つの贈り物」の悪いイメージが重なってしまい、このラストにはどうも共感できないんだよなぁ……。
いや、別にウィル・スミスが嫌いな訳じゃないんだけどね(苦笑)


最近テレビで「ターミネーター1(1984年公開)」を観たけれど。
昔見たときは、ヒーローと敵が戦うだけの映画だと思っていたけれど、今観ると、「13日の金曜日(1980年公開)」をSF的に新解釈したような感じで、やられてもやられても立ち向かってくる敵がもうすごかった。
ダメージを与えた敵が、どんどん醜い化け物のようになり、さらに立ち向かってくる、というのは、ドラゴンクエストなどゲームでもよくあるパターンだけれど、その原点は実はターミネーターなのかも、とか思った。

「2」や「3」については、昔観たはずだけれど、内容はよく覚えていない。もうすぐテレビで放送されるはずなので、そちらで内容を補完する予定。


以下、5段階評価。ちょっと甘口かもしれないけれど。

■ターミネーター4
ジャンル:洋画SFアクション
ストーリー:★★★★
キャラクター:★★★★★
意外性:★★★★★
癒し:★★★★★
音楽:★★★★★
総合:★★★★★