小泉元首相が引退表明 | 徒然なるままに

小泉元首相が引退表明

小泉元首相が引退表明=衆院選に出馬せず、後継は次男

今日のNHKニュース7や、クローズアップ現代の後のニュースの中で武田真一キャスターが報道していましたが、小泉純一郎元首相が引退表明しました。
存在感の弱い首相ばかりだった日本において、小泉元首相は久々に強い存在感があり、大いにリーダーシップを発揮できる方だったと思います。
本当に、心からお疲れ様でした、と申し上げたいと思います。


強い存在感のある首相は、小泉氏以前では、田中角栄氏や中曽根康弘氏など、数十年以上前の首相に遡らなければならないのだと思います。
小泉元首相の登場によって、自民党内に改革旋風を巻き起こし、古い自民党の体質に飽き飽きしていた日本国民を久々に政治に振り向かせ、世論を喚起した。実際に古い自民党の体質が変わるかどうかはともかくとして、”変わる”というイメージを国民に植えつけた小泉氏の強いリーダーシップは、賞賛すべきことなのだと思います。


その点、小沢一郎氏は、細川政権の破綻、自由党時代の自民党との連立及び離脱、その結果として小渕恵三元首相に精神的苦痛を与えて死に追いやる等、自民党離脱後は精彩を欠いたままです。(こうしたことは、多くの国民には既に忘れ去られたことなのかもしれませんね……)
民主党の代表は、元代表の前原誠司氏のような若々しく誠実なイメージのある人の方が良いと思うのだが、いろいろな大人の事情で、小沢一郎氏を代表に据えねばならないのだろう、そうした事情がいろいろなところから漏れ聞こえてくる。


次回の衆院選で、民主党の小沢一郎代表は、自身を刺客候補として小泉元首相の選挙区から出馬するのではないか、という話もありました。
「小泉劇場終焉宣言」の名のもとに、未だに大いに残っている小泉氏の影響力を大きく殺ぐことで、自民党の勢いを殺す、という戦略も、小沢氏の腹の中にはあったのかもしれません。
私としても、小泉VS小沢の直接対決、というのは非常に面白かったのではないか、と思います。
ここで小泉氏が仮に小選挙区で破れた場合、比例で復活当選したとしても小泉氏の影響力は大きく減少してしまう。それによって小泉神話を未だに信じ続けている人たちを落胆させ、小泉ファンなどの自民党への強力な支持勢力を大きく減退させる、という戦略もあったはずです。
小泉氏は、万が一にも自身が小選挙区で敗れるとその後の政局を招く懸念があることを読み取ったのでしょうか。
ただ、小泉氏は以前から次回衆院選への不出馬をほのめかしていたため、小沢氏の選挙区鞍替え説などとは無関係に、自身の意思を貫いただけなのかもしれません。