映画『スカイ・クロラ』見てきました
映画『スカイ・クロラ』見てきました。
チネチッタのレイトショーにて、大人1200円。
売店にてホットドッグとアイスコーヒーを買い。
席について、本を読みながら映画が開始されるのをワクワクして待っていたのですが。
冷たいドリンクを飲んだためか、映画開始して数分で、トイレに行きたくて仕方がなくなり(汗)
映画が流れている2時間の間、ずっと、トイレに行きたくて仕方がありませんでした(苦笑)
ということで、以下、感想です。一部ネタバレ有り。
●押井守監督作品らしく、「難しい」印象。
といっても、『イノセンス』の時ほどは難しくない感じ。
20代以降の大人向けの作品だと思う。
※『イノセンス』の時は、ループなどの斬新な表現技法を取り込んでいたり、3Dを取り入れた美麗な映像が良かったものの、正直、あの映画によって一体何を訴えたかったのかがよく分からなかった。
●画面上で「見せない」ことによって伝える、
省略の技術が見事に盛り込まれている。
特に、スタッフロール前の終わり方が綺麗だった。
こういう終わり方があるのか、と非常に勉強になった。
まさに映画ならではの終わり方だと思う。
ちなみに、スタッフロール後にも話が少し続くが、
スタッフロール後のシーンは蛇足かも。
●様々な対比が見事に描かれている。
「子供」と「大人」、
「地上」と「空中」、など。
●空中の迫力ある3D技術は本当に綺麗で、
実写かと見紛うほど。
雨、稲光、雲海、波。
流れるような映像に、取り込まれる。
空中での戦闘機の編隊は、鳥を思わせた。
あそこまでリアルに表現できるのは、3Dならではだと思う。
私としては、2時間の間ずっと空中シーンだけでも楽しめると思った。
もちろん、2時間ずっとテンション上げっ放しの構成は映画ではあり得ないので、
実際にはそんな構成になることはないけれど。
●映画館ならではの、音の振動がすごい。
この映画は、自宅で見るよりも映画館で見るべきだと思う。
●空中での戦闘シーンを見ていて思ったのは、
・敵機をレーダーで自動捕捉
・自動追尾ミサイル
・自動操縦
・無人飛行
だったら効率的で良いだろうなと思った。
ただ、映画やドラマの脚本として考えた場合、
こういった装備では、「枷」(カセ)がなくなり、人間ドラマとして成立しなくなるだろうな、とも思った。
●この作品での、ある種のラスボス的な存在は、「枷」にこそある。
それが分からない人にとっては、この作品は「難しい」と感じるのかもしれない。
※ラスボスが何を指し示すのかは、人により解釈が異なるかもしれない。
●
・ゲームオーバーの無いゲーム
・死んでも終わらない
・生きているのに、死んでいる
そんな、閉塞感の漂う、若者特有の、何か、を感じた。
現代的な物語だと思った。
『イノセンス』の時とは別の表現での、エンドレスループ。
●
人によって、好き嫌いがはっきりする映画かもしれない。
もしくは、好き嫌いがはっきりしない映画かもしれない。
単調な「カタルシス」を与えるだけの映画とは違う、
別の何かを与える、
もしくは何も与えない。
漠然とした、何か。
それが、この作品なのではないか、と感じた。
泣かせるだけの映画、単調な勧善懲悪、予定調和のシナリオ、
そうしたモノに飽き飽きしていた私としては、
新鮮で楽しめる映画だった。
1つの答えしか与えない映画は、映画ではない。
※続きは重要なネタバレにつき、コメント欄にて。
チネチッタのレイトショーにて、大人1200円。
売店にてホットドッグとアイスコーヒーを買い。
席について、本を読みながら映画が開始されるのをワクワクして待っていたのですが。
冷たいドリンクを飲んだためか、映画開始して数分で、トイレに行きたくて仕方がなくなり(汗)
映画が流れている2時間の間、ずっと、トイレに行きたくて仕方がありませんでした(苦笑)
ということで、以下、感想です。一部ネタバレ有り。
●押井守監督作品らしく、「難しい」印象。
といっても、『イノセンス』の時ほどは難しくない感じ。
20代以降の大人向けの作品だと思う。
※『イノセンス』の時は、ループなどの斬新な表現技法を取り込んでいたり、3Dを取り入れた美麗な映像が良かったものの、正直、あの映画によって一体何を訴えたかったのかがよく分からなかった。
●画面上で「見せない」ことによって伝える、
省略の技術が見事に盛り込まれている。
特に、スタッフロール前の終わり方が綺麗だった。
こういう終わり方があるのか、と非常に勉強になった。
まさに映画ならではの終わり方だと思う。
ちなみに、スタッフロール後にも話が少し続くが、
スタッフロール後のシーンは蛇足かも。
●様々な対比が見事に描かれている。
「子供」と「大人」、
「地上」と「空中」、など。
●空中の迫力ある3D技術は本当に綺麗で、
実写かと見紛うほど。
雨、稲光、雲海、波。
流れるような映像に、取り込まれる。
空中での戦闘機の編隊は、鳥を思わせた。
あそこまでリアルに表現できるのは、3Dならではだと思う。
私としては、2時間の間ずっと空中シーンだけでも楽しめると思った。
もちろん、2時間ずっとテンション上げっ放しの構成は映画ではあり得ないので、
実際にはそんな構成になることはないけれど。
●映画館ならではの、音の振動がすごい。
この映画は、自宅で見るよりも映画館で見るべきだと思う。
●空中での戦闘シーンを見ていて思ったのは、
・敵機をレーダーで自動捕捉
・自動追尾ミサイル
・自動操縦
・無人飛行
だったら効率的で良いだろうなと思った。
ただ、映画やドラマの脚本として考えた場合、
こういった装備では、「枷」(カセ)がなくなり、人間ドラマとして成立しなくなるだろうな、とも思った。
●この作品での、ある種のラスボス的な存在は、「枷」にこそある。
それが分からない人にとっては、この作品は「難しい」と感じるのかもしれない。
※ラスボスが何を指し示すのかは、人により解釈が異なるかもしれない。
●
・ゲームオーバーの無いゲーム
・死んでも終わらない
・生きているのに、死んでいる
そんな、閉塞感の漂う、若者特有の、何か、を感じた。
現代的な物語だと思った。
『イノセンス』の時とは別の表現での、エンドレスループ。
●
人によって、好き嫌いがはっきりする映画かもしれない。
もしくは、好き嫌いがはっきりしない映画かもしれない。
単調な「カタルシス」を与えるだけの映画とは違う、
別の何かを与える、
もしくは何も与えない。
漠然とした、何か。
それが、この作品なのではないか、と感じた。
泣かせるだけの映画、単調な勧善懲悪、予定調和のシナリオ、
そうしたモノに飽き飽きしていた私としては、
新鮮で楽しめる映画だった。
1つの答えしか与えない映画は、映画ではない。
※続きは重要なネタバレにつき、コメント欄にて。